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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:15:05.66 ID:1nfYLGrj0
魔王「そんなことだろうと思って捜索隊は既に出発させておいたわ」

勇者父「そう思って貴様らが寄り付けない場所に匿っておいたわ」

魔王「だろうな だが人間にも味方がいれば近づけないこともなかったわ」

勇者父「甘いな 人間だろうがネズミだろうが一匹たりとも侵入は無理だわ」

魔王「できるわボケ」



3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:16:20.87 ID:1nfYLGrj0
魔王「できるわ」グリグリ

勇者父「ぐわああああああああああああああああ」

魔王「なめんな」ゴリゴリ

勇者父「ギャバアアアアアアアアアア」グタッ

魔王「死んだか・・・」



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:18:27.41 ID:1nfYLGrj0
勇者「やばいぞ幼馴染と遊んでいたら悪そうな人間に囲まれてしまった!」

悪そうなおっさん「ぐへへこいつを捕まえたら大量の金が手に入る そうすれば俺は」

幼馴染「きゃーたすけてー」

勇者「うおお こんなとき父さんがいてくれたら」

父霊「きこえますか 勇者よ」

勇者「この声は父さん・・・?」

父霊「父さんはさきほどしにました」

勇者「とうさん!」

父霊「だからたった今勇者の印はあなたに引き継がれた気がします がんばって」シュワァ

勇者「うおおおおおおおお父さんがしんだことで俺に眠っていた勇者の血が騒ぎだして今この悪党をぶっとばしたあああああ」ボシュウウウウウウウウウ

悪党「ぎゃばああああああああああああ」



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:20:24.18 ID:1nfYLGrj0
勇者「大丈夫か幼馴染!」

幼馴染「ええ大丈夫よレイプされそうな気はしてたけどあなたが勇者な気はしてたし」

幼馴染「あたしなんとなくヒロイン補正が働いて大丈夫だと思っていたの!」

勇者「そうか!」

爺「おお勇者様!こんなところにいらっしゃいましたか!」

勇者「どうした爺!まさか魔王の捜索隊に結界がやぶられて侵入されでもしたか!」

爺「そのとおりです!ですがご安心を!」

幼馴染「まさか港に大きな船がとまっていてあたしたちは逃げられるのね!」

爺「そうです!急いでくださいませ!」



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:23:13.85 ID:1nfYLGrj0
爺「みなさんのりこめましたね!」

勇者「ああ!幼馴染も伝説の勇者の剣と薬草セットに食料もバッチリだ!」

幼馴染「おじいさん、あなたもはやく!」

爺「いいえ残念ですがここで私はさよならです!そういうセオリーなのです!ご達者で!」ロープ ブチッ

四天王火の魔人「ククク・・・この村人たちは尊敬に値する だがここは死んでもらう!わが王道のために!」ザクッ

爺「ギャアアアアアアアアアアアア」

勇者「ちくしょう!あのやろう!」ガバッ

幼馴染「まって勇者様!今おりたらおじいさまやほかのみんなの命が無駄になるわ!」

勇者「くそっ・・・くそおおおおおおおおおお」



四天王火の魔人「ククク・・・勇者、お前の顔は覚えたぞ」



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:26:40.80 ID:1nfYLGrj0
勇者「ちくしょう・・・・ちくしょう・・・」

幼馴染「泣かないで勇者様 貴方が頑張らねばあの人たちは何のために死んでいったの」

勇者「勇者のためだ!勇者のためにみんなしんだんだ!俺がいなければ!」

付き添いの戦士「坊主 ならお前が強くなればいい そして奴らを皆殺しにしてしまえ」

勇者「皆殺しだと?勇者の俺がか?」

付き添いの戦士「復讐心は必ずお前を強くするさぁ立ち上がれ ここはニューフロンティア 実力だけがものをいう世界」

勇者「ふん・・・俺はお前みたいにだけは絶対になりたくない だけどもう泣くのはやめるぜ 爺に申し訳がないからな」

付き添いの戦士「それでこそ勇者の息子よ」

幼馴染「とりあえずここに長いしてるのはまずいわ はやく近場の村にいきましょう」



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:28:12.60 ID:1nfYLGrj0
村人「・・・」

幼馴染「なんだろうこの村 気持ちが悪い みな活気が無いわ」

幼女「おねえちゃん ごはんくだちゃい」

幼馴染「あらやだこの子ったらみすぼらしい格好にやせほそった身体 かわいそうに ほらお食べ」

幼女「やっべまじうっめ ねえおねえちゃんお礼にあたしのおうちへきて みなさんもどうぞ」

勇者「あい」

付き添いの戦士「はい」



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:29:56.46 ID:1nfYLGrj0
幼女の母「ゴホゴホ・・・こんなへんぴの村へようこそ 私は幼女の母」

付き添いの戦士「なんとも辛そうな どうにか助けになってあげたい」

勇者「なぜこの村には活気がなくてみんな辛そうなのですか」

幼女の母「それはこの土地を治めているのが魔王軍配下のもので性格や素性も横暴なせいです」

勇者「なんてやつだゆるせねぇ」ガシッ

幼馴染「こんな子が増えないためにも私達にできることをしましょう」

付き添いの戦士「そうだな 修行としょうして全員皆殺しだ いくぞ勇者」



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:32:58.98 ID:1nfYLGrj0
魔王軍中級戦士「実力もなく落ちこぼれ立った俺だがこの近況では無双できる」

女「ハァハァ・・・」

魔王軍中級戦士「ここなら俺も何も怯えずにすむし 自由気ままにいきていける」

魔王軍下級兵士「ぎゃあああああ なんか知らん奴が俺たちの同胞をぎゃああああああああ」

魔王軍中級戦士「何奴!?」

勇者「勇者だ」

幼馴染「たぶんヒロインよ 得意技は魔法 おもにヒーリング」

付き添いの戦士「戦士だ 得意技は斧を振り回しながら回転しあいてを切り刻む」

魔王軍中級戦士「身の程しらずどもめ かかってこい!お前ら全員灰にしてくれるわ!」

勇者「うおおおおおおおお」



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:35:01.68 ID:1nfYLGrj0
付き添いの戦士「相手を手前に引き寄せてから顔面にワンパンいれたあとそのまま足こかして転倒したところに振り下ろしいいいいいい」

魔王軍中級戦士「ぎゃああああああああああああ」

勇者「なんか剣に炎を宿らせ切り後を熱でドロドロにとかす正義のざんげきいいいいい」

魔王軍中級戦士「ぎゃあああああああああ」バタッ

幼馴染「大丈夫ですか」

女「はい・・・」

付き添いの戦士「これで全部のようだな」

勇者「捕まっていた奴隷たちも助かったようだ」

付き添いの戦士「じゃぁ帰るか」



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:37:04.16 ID:1nfYLGrj0
村長「おお、おお娘よ!」

村長の娘「おとうさま!」

幼女「勇者様ー!」

おっさん「キャッホー!英雄様のおかえりやでぇー!!」

幼馴染「正義っていいものね」

勇者「そうだな」

付き添いの戦士「正当防衛なら殺しても誰にも文句いわれない上に こうやって褒められる」

幼女の母「ありがとう・・・これで私達は何にも怯えずにくらしていくことができます」チュッ

付き添いの戦士「な、なにをする」 ///



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:40:07.28 ID:1nfYLGrj0
幼女母「よろしければ 私の夫 この子の父となってください」

幼女母「ひとめみたときからすきでした」

幼女「あのね、おじちゃん・・・あのね!わたしのおとうたまになって!」

付き添いの戦士「実は俺もひとめぼれだったきがするが しかし私には勇者を真の勇者に育て上げる使命がある」

勇者「へっ、そんなの心配ご無用だぜ」

幼馴染「それより問題なのはこれからよ」

勇者「そうだな 中級戦士が死んだということは 魔王軍の増援がやってくるはずだ」

幼馴染「そうなったときに村を守る男がいないとだめでしょう」

付き添いの戦士「お前ら・・・」

勇者「じゃぁあばよ!」

幼馴染「たっしゃでな!」



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:42:38.48 ID:1nfYLGrj0
勇者「さておっさんが消えたことでここからボーイミーツガールがはじまる」

幼馴染「だけどその前に気になることがあるの これを見て勇者」

勇者「これは?」

幼馴染「偶然貨物の中に入っていた伝説の剣っぽいものなの もしかしたらこれが魔王を倒す手がかりになるかも」

勇者「でも剣だけじゃさすがに無理があるな 具体的にいうとよろいがほしい」

幼馴染「私はほかに戦闘力の高いメンバーがほしいわ」

勇者「しかし次の目的の具体性がないうえに行く場所も決まっていない」

幼馴染「大丈夫安心して 付き添いの戦士さんいわく 昔の恩師にあえば手助けしてくれるらしいから」

勇者「じゃぁまずは恩師がいる場所にいくか」



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:45:06.92 ID:1nfYLGrj0
勇者「というわけできたわけだが」

恩師「ふぉっふぉっふぉ君が勇者かね 風のうわさできいておるよ」

幼馴染「なら話は早いですね 私達は貴方にいろいろ手助けしてほしいの」

勇者「具体的にいえば あなたの横の繋がりでいろいろ装備とか仲間の手配とか必殺技を手に入れたい」

恩師「ふぉっふぉっふぉさすがにそれは無理がある ワシにできることはなにもない」

勇者「じゃぁなんでここまできたんだちくしょう」

幼馴染「ああ勇者様が拗ねて出て行った!」



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:47:15.96 ID:1nfYLGrj0
幼馴染「勇者様なかないで ここは辺鄙な村別に特別な行事 ぶっちゃけていえばイベントなんてなかったのよ」

勇者「そうだな こんなとこでくじけてちゃだめだよな 俺の目的は魔王を倒すことだからな」

恩師「ふぉっふぉっふぉ こんなところにいましたか」

勇者「ようがないんならかえって どうぞ」

恩師「ふぉっふぉっふぉ 何度も話しかけてくれれば ワシだって心変わりしたのに」

幼馴染「じゃぁもう一度いいます 手助けしてください 色々と」

恩師「ふぉっふぉっふぉ 色々は無理じゃがワシの頼み後をクリアしてくれれば 褒美をひとつやろう」

勇者「してその要件とは」



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:48:51.45 ID:1nfYLGrj0
恩師「近所の洞窟にドラゴンが住み着いていてな なんか薬草チックなものとか入手するのが困難なのじゃ」

勇者「だから倒して来いというのか」

恩師「そうじゃ」

勇者「倒してきたら褒美をくれるんだろうな」

恩師「とっておきのをやろう 具体的にいうと先祖代々大切に保管されていた勇者の兜じゃ」

勇者「よしばっちこい」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:51:31.77 ID:1nfYLGrj0
勇者「うおおおということでドラゴンの巣にきたぜぇ」ブンブン

幼馴染「危ないわ勇者様おちついて」

勇者「うおおお何でもかかってこいやああああ」ブンブン スコッ

ドラゴン「ガオオオオオオオオオ」

幼馴染「で、でかい・・・・」

勇者「うおお・・・予想以上の強敵な予感がするが俺はまけねぇ!」

幼馴染「なんか風の精霊っぽいものよ!勇者様の身体を包む風の鎧となってドラゴンの火炎っぽいものを中和して!」

ドラゴン「なんということだ私の炎のブレスを防ぐすべをもっているとは」

勇者「それだけじゃないぜ 短期間の付き合いだが俺は戦士の必殺技を習得している」

ドラゴン「それじゃぁこの鋼よりもかたいこの竜のうろこをも断ち切り肉を抉るというのか」

勇者「そのとおりだ!いくぞおおおおおおおおおおお」



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:53:36.23 ID:1nfYLGrj0
ドラゴン「ばたんきゅー」

勇者「なるほど 子供たちを守るために気性が荒くなっていたのだな」

幼馴染「でもごめんなさいね 村の人たちも薬草がとれないと困るの」

ドラゴン「わかった 私としてもこんなめにはあいとうない これはここで取れる薬草のセットだ」

幼馴染「これでしばらくはもつわね」

ドラゴン「あとはこのドラゴンの秘宝だ これがあれば困ったときになんとかなるだろう 具体性はないが」

勇者「ありがとう じゃぁ俺たちは帰る あばよ!」

幼馴染「さようなら!」

ドラゴン「ふふふ懐かしい 私は昔あのひとたちと似た人間にあったことがあるきがする」



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 05:55:05.58 ID:1nfYLGrj0
幼馴染「薬草を手に入れてかえってきたら」

勇者「村が燃えていた」

恩師「ふぇぇ・・・」

幼馴染「大丈夫ですか!」

恩師「大丈夫じゃない・・・魔王の配下っぽいのに勇者の兜を奪われてしまった」

勇者「ちくしょうこれじゃぁタダ働きだよ」

恩師「今急げばまだ間に合う気がする」

勇者「幼馴染はここにいろ!魔法的なものでみんなをいやしてろ!」

幼馴染「わかった!」



31:訂正 ○兜:2012/07/25(水) 05:58:39.17 ID:1nfYLGrj0
勇者「見つけたぞ!お前が村を焼き払って兜をぬすんだ魔王の配下っぽいやつか!」

四天王火の魔人「ククク・・・そういう貴様は仲間を見捨てて逃げ出した勇者っぽい奴」

勇者「はっ・・・ふわぁぁ!」ビクビク

四天王火の魔人「ククク・・・トラウマてきなあれがこうよみがえってきて敵を目前にして震えているな」

勇者「ち、ちがうこれは武者震いだ・・・」

四天王火の魔人「だが私は四天王 あまちゃんではない ここで死んでもらうぞ」ボシュウ

勇者「ぐ、ぐわあああ あつい、あつい・・・もうおれはだめかもしれん」

テカー!



32:訂正 ○兜:2012/07/25(水) 06:00:25.07 ID:1nfYLGrj0
四天王火の魔人「なんだこの光は!盗んだ兜と勇者のふところが光っている!」

勇者「なんだこの光は!ドラゴンからもらった竜の秘宝と共鳴している!?」

四天王火の魔人「ぐおおおおおおおおあつい!王冠があつい!」カランカラーン

勇者「うおおおおおお」ズサアアアアアア

四天王火の魔人「しまった!」

勇者「何がおきたのかは一切わからねぇがこの秘宝を王冠にハメたらなんかやばいきがする」

四天王火の魔人「何をする気だきさま!」

勇者「原理はよくわからねぇが俺はまだ次の段階へと進化をとげるってことだ!」ボシュウウウウウウウウウ



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:04:41.32 ID:1nfYLGrj0
四天王火の魔人「奪われた王冠と秘宝があわさり風の力が発現している!」

勇者「なるほど 風をつかさどるドラゴンの力が王冠にくわわり風のバリアーを展開しているのか!」

四天王火の魔人「これでは私の攻撃が通じない!どうしたものか!」

勇者「もしかしたらこのパワーを応用すれば攻撃にもつかえるきがしれない!」

四天王火の魔人「くそっ何かやらかす気だな!そうはさせん!!私の全力をもっていまここでお前をつぶす!」

勇者「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

四天王火の魔人「はああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

勇者「目にも留まらぬ早業で風の斬撃を繰り出す!このざんげきは身体の中に入り込むと膨張し肉を弾け飛ばす!」

四天王火の魔人「大地の力を借りていまこの掌から放つのは 全てを焼き尽くす溶岩の滝!」

ドシャアアアアアアアア



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:07:01.59 ID:1nfYLGrj0
勇者「あぶねぇあたったら間違いなくしんでたがなぜかおれのだけあたったぜ」

四天王火の魔人「なんということだまさかこの私が負けるとはな」ゴフッ

勇者「かえしてもらった時点で見過ごすのもありかとおもったが お前は俺の友達とか爺とかこの村焼いたからだめだ」

四天王火の魔人「ククク・・・それでいい 勇者が悪ではこの私の美学に反する」

勇者「さよならだ火の魔人 お前はなかなかの強敵だった」

四天王火の魔人「ふふふ・・・だが私は四天王の中でもさいじゃく さらにしょうじんしたまえよ」

四天王火の魔人「今の君では氷の女帝には勝てない・・・」シュウウ



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:10:11.41 ID:1nfYLGrj0
幼馴染「勇者さま!大丈夫でしたか!」

勇者「ああ大丈夫だ」

恩師「なんという強さ・・・まさに勇者の生まれ変わりか」

勇者「大丈夫だったかじいさん」

恩師「ふふふ・・・このくらいへっちゃらじゃよ そうそうお前にはお礼をしなければいかんな」

恩師「約束どおりその王冠は貴様にやろう」

勇者「いわれなくても貰って行くぜ」

恩師「だが忘れてはいけない この先貴様を待ち受けているのはとてつもない修羅の道じゃ」

恩師「貴様と幼馴染だけでは乗り越えるのはこんなんであろう」

勇者「じゃぁどうしろっていうんだ」

恩師「ここから近い場所にコロシアムがある そこなら強い男も雇えるじゃろう」

幼馴染「じゃぁ次の目的地はコロシアムがある街ですね!」

勇者「そうときまれば話は早い いくぞ幼馴染!」

恩師「ふぉっふぉっふぉ・・・まるであのころのおふたかたをみているようじゃ」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:12:01.81 ID:1nfYLGrj0
勇者「ということでコロシアムのある街にやってきたわけだが」

幼馴染「すごい人だかりですね 私こんなとこはじめてです」ドンッ

???「おいあぶねぇよ姉ちゃん!前みてあるけよな!」

幼馴染「す、すみません」

勇者「なんて口の悪いガキだ 親の顔が見てみたいな」

肉屋のおっさん「おーい!そこの二人!そこのガキ捕まえてくれ!そいつ泥棒だ!」

勇者「なんだと!?」

幼馴染「大変です勇者様!剣と王冠がありません!」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:15:05.52 ID:1nfYLGrj0
???「へへへ、これを売れば当分は暮らしていける」

病弱なカーチャン「たかし・・・またよそ様の物をとってきたのね」

タカシ「・・・でもよカーチャン こうでもしないと薬代なんて稼げないんだぞ」

病弱なカーチャン「タカシ・・・カーチャンはよそ様に迷惑をかけてまでいきたくありません」

タカシ「なにいってんだよ!」

病弱なカーチャン「カーチャンはタカシが立派に育ってくれればそれでいいのです」

勇者「そういうことだったのか」

タカシ「お、おまえは!!」



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:17:35.72 ID:1nfYLGrj0
幼馴染「話は聞かせてもらったわ」

勇者「でもそれを譲るわけにはいかねぇ なんたってそれは大切なものだからな」

タカシ「い、いやだ・・・わたさねぇ!コイツはわたさねぇ!」

幼馴染「いい加減になさい!」バシーン

タカシ「・・・ッツ」

幼馴染「貴方が働けばいいだけのことでしょう!これは返してもらいますからね!!」

勇者「じゃぁな あばよ」

幼馴染「勇者様 そういえばまだお昼まだでしたね」

勇者「ここ何がおいしいんだろうな」



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:21:13.56 ID:1nfYLGrj0
タカシ「くそっ・・・俺が強ければもっとカーチャンに楽させてやれるのに」

???「力がほしいか・・・」

タカシ「あ、あんたは?」

???「私は困った人を助けるのが大好きでね 貴方の力になりたくてやってきたのよ」

タカシ「本当かよ」

???「貴方すごい賞金が出る剣闘大会の話はしってるでしょう?」

タカシ「毎年一回はおこなわれるこの街の大イベントだからな 知らないやつはいねぇ」

???「どうやらあの二人もでるようなのよねぇ」

タカシ「・・・」

???「一位になってムカツク奴もふっとばせたら一石二鳥じゃない?」

タカシ「俺になにをしろっていうんだ」

???「ふふふ、簡単なことよこの宝石の実験台になって大会にでてくれたらそれで十分よ」

タカシ「ぐ、ぐわあああああああああああああああああああ」



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:24:28.44 ID:1nfYLGrj0
実況「さぁはじまりました!今年の剣闘大会!」

ゲスト「いやぁ楽しみですねぇ 今回私が気になってるのは謎の筋肉マッチョマン ムスケルたかしですよ」

実況「締め切りギリギリに参加申請してきたといううわさのマッチョマンですかー」

ゲスト「ええ 彼はやってくれるとおもいますよー」

実況B「私は勇者の息子がなんかやってくれるきがしますねー」

ゲスト「なるほどなー」

実況「ということで色々な戦いがありましたが」

ゲスト「もう決勝ですかはやいですねー」

実況「対戦カードはムスケルたかしvs勇者の息子ですかー 予想どおりですねー」

ゲスト「おーっと今試合のゴングがなりひびきましたねぇ」



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:27:06.13 ID:1nfYLGrj0
ムスケルたかし「お、おでは・・・お前みたいな幸せそうで正義顔してる奴って大嫌いだ」

勇者「なんだこいつ・・・」

ムスケルたかし「お、おでは・・・幼馴染と一緒に歩いてる姿とかみると胸がもやもやする」

勇者「なにいってんだこいつ・・・」

ムスケルたかし「だから・・・おでは・・・お前をここで・・・殺す」

勇者「!!」

ムスケルたかし「うおおおおおおおお巨体をいかしてのタックルで壁に勇者ドーン!」

勇者「ガハッ!」

ムスケルたかし「続けてアームパンチで地面に勇者うえつけるドーン!」

勇者「ぐわああああああああああ」



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:30:16.71 ID:1nfYLGrj0
実況「おーっと勇者なすすべもなく一方的にやられているゥ!」

ゲスト「かーっやっぱりタカシつよかったわーカーッかてるとおもってたんだよねー」



???「ククク・・・成功のようね 私が直接手をくだす必要もなかったみたい うまくいけばこのまま勇者も」

幼馴染「そこまでですよ BBA」

???「貴様は・・・」

幼馴染「ふふっ私の正体を知っているということはやはり貴方魔王軍の誰かさんですね」


四天王氷の女帝「ふん・・・この子娘まさか私の招待をみやぶるとはな だがどうする 貴様に奴をとめられはしない」

四天王氷の女帝「私が戦うまでもなくあの子はおしまいよ!」

幼馴染「それはどうですかねェ・・・」



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:32:54.24 ID:1nfYLGrj0
ムスケルたかし「グ・・・グゥゥ・・・お、おで・・・おで本当はこんなことォ」

四天王氷の女帝「!?どうしたブサイク!何をしている!早くやらないか!」

幼馴染「貴方には分からないようですねェ 人の心がつむぎだす生暖かい なんか を」

カーチャン「・・・タカシィ!」

ムスケルたかし「あっ・・・ああ・・・・」

カーチャン「人様から物とっといて逆上なんてアンタみっともないよぉ!」

ムスケルたかし「あ・・・・・・」

カーチャン「アタシあんたをそんな子に育てたおぼえないよぉ!!」

パリーン!!

たかし「か・・・かーちゃん・・・?ごめんよカーチャン俺・・・」

四天王氷の女帝「なんだと!?宝石が砕けた!?」

幼馴染「これが母子の力よ」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:34:40.03 ID:1nfYLGrj0
実況「おーっとムスケルたかしが萎縮したーッツ何事だぁー!?」

ゲスト「ふざけんなよお前ーッツ金かけてたのによォーッツ」




幼馴染「ククク・・・ざまぁみろです」

四天王氷の女帝「あのババアをここによんだのはアンタね」

幼馴染「ええ」

四天王氷の女帝「よくも邪魔してくれたわね!あんたら全員皆殺しよ!!」

パリーン



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:36:31.10 ID:1nfYLGrj0
幼馴染「キャァーッツ!!

実況「おーっと!三階ぐらいにあるなんか選手入場っぽい出入り口から女の子がふっとんできたー!!」

勇者「幼馴染!!」ガシッ

幼馴染「勇者・・・グッジョブ受け取り」

四天王氷の女帝「なめくさりおって・・・お前ら絶対許さないんだから!氷柱なんかみだれうっちゃうんだから!」

たかし「か、カーチャンあぶねぇ!」ビスビスッ

カーチャン「タカシイイイイイイイイイイイ!!!」



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:38:38.15 ID:1nfYLGrj0
たかし「大丈夫だったかよ・・・」

カーチャン「タカシ、タカシィ!!」

たかし「でも俺もう大丈夫だぜ あんな悪いことしないしこんな攻撃なんてへのかっ・・・」バタッ

勇者「幼馴染!たかしの回復を急いでくれ!」

幼馴染「わかったわ!」

勇者「母子の気持ちを踏みにじった外道を・・・俺はゆるさねぇ!」

四天王氷の女帝「な、なんだこの光は!?」

勇者「母子が幸せになろうとしていたときの横槍にイラついた補正だ!!」ボシュウウウウウウウウウ



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:41:14.18 ID:1nfYLGrj0
四天王氷の女帝「ふざけるな!たいした活躍もないままこの私が退場しようというのか!」

勇者「そういうエゴってよくないと思うぜ俺は!」

四天王氷の女帝「くそお!ただではやられはしない!会場の全員道連れよ!」

勇者「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

四天王氷の女帝「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

勇者「四天王火の魔人のコアを風の力に乗せて氷の女帝に叩き込む!」

四天王氷の女帝「なんか詠唱くっそ長いけど周囲の敵を全て氷付けにして砕く凍てつく吹雪!」

ドゴオオオオオオオオオオン



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:43:36.51 ID:1nfYLGrj0
勇者「あぶないところだったもう少しで詠唱を完成させていた そうなっていたらこのへん大惨事だった」

四天王氷の女帝「四天王の私がこうもたやすく・・・ふふっこれなら魔王軍を抜けて火の魔人とレストランでも開いていればよかったわ」

勇者「お前アイツのこと好きだったのか」

四天王氷の女帝「ええ だから貴方あたしのこと大嫌い あの人がしななきゃ私だってこんなこと」

勇者「そうか俺ってお前らからしたら悪なのかもしれないな」

四天王氷の女帝「でもこれであの人のところへいけるわ そういう意味では感謝してる 最後にひとつお願いきいてくれないかしら」

勇者「なんだ」

四天王氷の女帝「あのブサイクな子にごめんなさいとかわりにいっておいて・・・」シュワァァア

勇者「いやどす」



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:48:04.00 ID:K1oUq60W0
勇者「いやどす」
嫌なのかよwwww



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:44:31.12 ID:LSWKhRZ00
面白い



53:訂正 ○だからあたし貴方のこと大嫌い:2012/07/25(水) 06:46:00.01 ID:1nfYLGrj0
幼馴染「たかしさんが目を覚ましました!」

たかし「ううっ・・・俺いきてるのか」

カーチャン「たかしぃー!」

実況「なんだかよくわかりませんがハッピーエンドです!おめでとう!」

ゲスト「なんだかよくわかりませんが今回の大会の優勝者は勇者です!」

キャーワー

勇者「いい戦いだったぜ」グッ

たかし「勇者・・・」



55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:50:24.05 ID:1nfYLGrj0
幼馴染「ふふふ 色々ありましたがこの街は面白かったですね」

勇者「俺はなんだか疲れたけどな 賞金貰えたのは嬉しかったなぁ 当分楽できるし」

「おーいまてよー!」

幼馴染「あらこの声は」

タカシ「ハァハァ・・・追いついたぁ」

勇者「どうしたんだよお前」

タカシ「いやー二位の賞金も結構なもんでさ これがあったらカーチャン一人ぐらいなら余裕で暮らして行けるんだ」

勇者「で?」

タカシ「俺もちょっと外の世界で生きてみようかなって」

幼馴染「で?」



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:51:00.79 ID:1nfYLGrj0
タカシ「俺もつれてってくれよ!」

勇者「やだよ」

幼馴染「大体貴方何のポジションですか 戦闘要員じゃなきゃいりませんよ」

タカシ「俺宝石なくなったけど筋肉コントロールできるようになったんだ!武闘家として使えるかもしれんよ!」

勇者「まじかよ・・・」


こうしてタカシが仲間になった



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 06:58:03.55 ID:1nfYLGrj0
勇者「でも荷物持ち増えたのは便利だよな」

幼馴染「話にわって入ってくるのうざいですけどね」

勇者「でもしまったなぁ コロシアムの後どこいくか検討もつかない」

幼馴染「今までの冒険をまとめると 残る防具は鎧ただひとつ」

勇者「四天王は二人か」

幼馴染「でもどこいけば見つかるんですかねぇ」



59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:01:53.51 ID:1nfYLGrj0
???「おい、そこの旅の者」

勇者「何奴」

盗賊「俺は伝説の武具を集めるトレジャーハンター みたところお前のつけてるそのふたつ 勇者の遺物だな」

勇者「そうだが」

盗賊「こいつの命が惜しければ こちらに渡してもらおうか」

幼馴染「キャー勇者サーン」

勇者「なんてこったこの盗賊できるぞ」

タカシ「おい勇者あいつがきてるのって勇者の鎧じゃないのかよ」

勇者「なんてこったアイツ倒せば三つ揃うのかよ」



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:04:08.86 ID:1nfYLGrj0
盗賊「正気じゃねぇぞコイツらァ・・・どんどん近づいてきてやがる」

盗賊の黒猫「頭おかしいのニャァ」

幼馴染「猫が喋った」

盗賊「ありえねぇぞこいつらぁ もう2mぐらいまできやがったぁ」

勇者「おい早くそいつ離して鎧も脱げ」

盗賊「こうなったらしょうがねぇ 日をあらためてまた出直すぜ」

盗賊の黒猫「煙幕なのにゃ」ボシュウー



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:04:48.78 ID:1nfYLGrj0
勇者「くそっ煙幕だなんてふざけやがって」

タカシ「幼馴染がさらわれた!」

勇者「どっちに逃げたか分かるか」

タカシ「たぶんあっちだいいにおいがする!」

勇者「わかった!急ぐぞ!」



62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:07:47.79 ID:1nfYLGrj0
盗賊「クソッ・・・なんとかアジトまで逃げ切ったと思ったのによ」

盗賊の黒猫「なんなのにゃコイツ・・・化け物にゃ」

四天王土の巨人「今日のねぐらを探して潜れば こんなとこに勇者の鎧が」

四天王土の巨人「今日の俺は最高にツイてる・・・」

勇者「おい盗賊てめぇ幼馴染をかえせ!」

タカシ「かえせ!」

四天王土の巨人「なんだコイツら・・・うん?それは勇者の剣と兜!!」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:10:23.16 ID:1nfYLGrj0
四天王土の巨人「今日は本当にツイてるな お前を倒せば三つ揃うのか」

タカシ「くそ何度目だその台詞! お前にはわたさねぇ!!」

四天王土の巨人「ふんっ」ただのビンタッツ

タカシ「ぐわあああああああああああああ」

勇者「なんてこったタカシがふきとんだ」

盗賊「気をつけろ・・・そいつは強いぞ」

勇者「戦闘パートは嫌いだ!ここはさっさと終わらせてもらう!」バシュウウウウウ



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:11:04.82 ID:lsMQHkPXO
魔王の配下は四天王しかいないのかよ



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:15:34.34 ID:LgFB3RGCP
>>64
戦闘パートは嫌いだから雑魚戦は省略なんだろう



66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:15:30.00 ID:1nfYLGrj0
勇者「なんか漲る力で剣を握り締めおもいっきり地面にさすと床が隆起して相手をつきあげる攻撃!」

四天王土の巨人「ふんっ私は土の巨人そんなものがきくものか ここは倍返しにしておいてやろう」

勇者「ぐわああああああああああああ」

タカシ「く、くそ・・・・勇者が普段全く使わない土属性の技をつかったら力負けした」

四天王土の巨人「ククク・・・勇者とは名ばかりであったか」ズシンズシン



68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:17:09.12 ID:1nfYLGrj0
盗賊「かかったな」

四天王土の巨人「な、なんだ・・・今なにか足に絡まった気がせんでもないが」

盗賊「ふふふ身動きがとれにくいだろう ちなみに今俺がもっているのは油の沢山入った風船球よ」

四天王土の巨人「何をする気だ貴様」

盗賊「おりゃおりゃ」ペチャペチャ

タカシ「今だ勇者ァ!」

勇者「うおおおおおおお今だに持ってた火の魔人のコアで点火ァアアアア」

四天王土の巨人「まさかこの私が人間ごときにいいいいいいいいいいいいいい」パラパラ



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:18:56.35 ID:1nfYLGrj0
勇者「かったな・・・」

タカシ「よしじゃぁ鎧もいただいて帰ろうぜ」

盗賊「待てよ」

勇者「なんだよ」

盗賊「そいつは俺のだ・・・渡しはしねぇ」

勇者「そういえばお前とはまだ決着がついていなかったな」



70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:22:33.26 ID:1nfYLGrj0
タカシ「激しい戦いだった」

幼馴染「でもとてもアツい男たちの争い」

タカシ「言葉はいらない」

盗賊「ふふふ・・・なかなかやるじゃないか 俺を打ち負かしたのはお前で二人目だよ」

勇者「ふっ お前も中々のもんだったぜ」

盗賊「だがくやしいな その三つの武具があれば 俺の復讐もかなったかもしれないのに」

勇者「復讐だと?」

盗賊「そうだ 俺は四天王時の魔術師を倒せる武具を探していたんだ」



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:24:08.14 ID:1nfYLGrj0
盗賊「俺の家族は皆奴に殺された だから強い武具が必要だったんだ」

勇者「奇遇だな ちなみに俺は親父とか色々殺した魔王を潰すために旅をしている」

盗賊「なんだと 魔王とな ならばお前についていけば 必ず奴に近づけるということか」

勇者「そうだ」

盗賊「ふふっ面白い 俺はお前についていくぞ お前がNoといっても絶対にだ」

勇者「俺も新しい戦力がほしかったところだ お前なら俺の背中を任せられる」

タカシ「」



72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:27:06.00 ID:FcWgwfQy0
タカシ・・・・・



73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:27:35.66 ID:1nfYLGrj0
勇者「ということで我々は三つの武具も揃った事だしついに魔王城へと乗り込む」

タカシ「たった四人でですか」

勇者「そうだ だがその前には地獄の門をくぐらなければいけない」

タカシ「四人でどうやって倒すんですか」

勇者「だがその地獄の門には最後の四天王時の魔術師が居る」

盗賊「早速復讐の機会が回ってきたのか」

幼馴染「なんか急いでますねぇ」

勇者「ちょっと疲れてきたからな」

幼馴染「休憩すればいいじゃないですか」

勇者「もう土もヤったしこのままの勢いでいけばなんとかいける気がする」



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:30:08.91 ID:1nfYLGrj0
タカシ「本当にきちゃったよ・・・」

監視員「ここから1km先に人間を確認!数4!コードネーム・・・勇者です!」

監視員B「急いでときの魔術師様をよべ!もしかしたら我々だけでは止められんかもしれん!」

監視員C「各員は至急門へと向かえ!」

幼馴染「なんかすごいサイレンなってますけど大丈夫ですかねぇ」

勇者「おそれるな皆横一線に並べ」

盗賊「把握した」

タカシ「これ意味あるんですか」

勇者「絵的に格好いいのと威圧できる」



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:32:38.73 ID:1nfYLGrj0
槍ゴブリン隊長「一斉にかかれェ!!」

槍ゴブリン「ブヒイイイイイイ」

勇者「いいか目の前の敵は必ず撃破しろ」

盗賊「ラジャー」

幼馴染「まかせて」

タカシ「三列にしない?」

槍ゴブリン「ブヒイイイイイ」グチャッ

監視員「槍ゴブリン達が蹴散らされている!どういうことだ!」

監視員B「いくら四天王のご三方がやられたとは言えたった四人では厳しいはず!」

監視員C「それに勇者以外はそれほど戦闘力は高くないはずだぞ!どういうことだ!」



80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:34:06.23 ID:1nfYLGrj0
勇者「俺は気づいたんだ この三つ目の武具 鎧の能力は」

幼馴染「三人の英雄の力を」

盗賊「増幅させるということに」

タカシ「助けて!だれか助けて!あしがやられた!」

幼馴染「たて」シュウウゥゥ

タカシ「あっ、あっ・・・」

幼馴染「傷は今 癒えた」



81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:35:04.01 ID:4lhBrur60
タカシが存在している意味w



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:35:08.65 ID:tUJUE9tHO
タカシがあかん子に



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:35:25.26 ID:1nfYLGrj0
四天王時の魔術師「なんですか 想像しい」

監視員「魔術師様!勇者が間もなく門に到着します!本隊からの増援を要請しましたが」

監視員「このままではいずれ突破されます!」

四天王時の魔術師「ふむ・・・では私に任せなさい」パチンッ



84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:36:42.86 ID:1nfYLGrj0
監視員「ここから1km先に人間を確認!数4!コードネーム・・・勇者です!」

監視員B「急いでときの魔術師様をよべ!もしかしたら我々だけでは止められんかもしれん!」

監視員C「各員は至急門へと向かえ!」

幼馴染「・・・あれ?」

勇者「どういうことだ門が離れていく」

盗賊「これはまさか」

タカシ「とk」

幼馴染「時の魔術師の能力!」



86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:39:48.02 ID:1nfYLGrj0
時の魔術師「私がここの監守である限り 敵対するものは誰一人通させはしません」

勇者「くそ・・・これでは一向に近づけない」

盗賊「だが何か弱点があるはずだ」

幼馴染「必ず何か弱点が・・・」

タカシ「私にいい考えがある」



88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:40:41.99 ID:1nfYLGrj0
タカシ「・・・」カチャッ ターンッ

ヒューン

時の魔術師「んッ」カスッ ビチャッツ 

監視員「時の魔術師様がやられた!!」



89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:41:21.71 ID:1nfYLGrj0
勇者「よし行くぞ」

盗賊「中々やるじゃないか」

幼馴染「見直しましたよ」

タカシ「ふん・・・」

ザッザッザ



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:47:14.44 ID:LgFB3RGCP
時の魔術師銃殺wwwwwwww



91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:43:34.43 ID:1nfYLGrj0
伝令「魔王様!時の魔術師がやられ 地獄の門を突破されました!」

魔王「なんだと!?」

伝令「急ぎお逃げください!奴らはもうすぐ目の前です!」

伝令B「魔王様大変です!奴らが城門を破壊し中へ侵入しました!」

魔王「ククク・・・やるでは無いか では急ぎ奴をむかわせろ」


魔王「これでチェックメイトだ」



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:46:05.49 ID:1nfYLGrj0
骸骨兵「うおおおおおおお」ガーンッガーンッ

勇者「ふんっ」バキッ

骸骨兵「」ゴロゴロゴロ

盗賊「大丈夫か勇者」

勇者「ああ問題ない だがこれだけの数が相手だと疲れてくるな」

幼馴染「まだまだ先は長いです!体力の消耗には気をつけてください!」


???「ふふふ・・・しかし私を前にしてそのような中途半端な力で勝ち残れるかな」



95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:47:19.47 ID:1nfYLGrj0
勇者「お・・・おまえは・・・・」

勇者父「・・・」

勇者「とう・・・さん・・・」

幼馴染&タカシ&盗賊「!?」

勇者「どうしてこんなところに!でも生きてたんだよね!よかっ」

ザシュッ

勇者父「甘えるな息子よ 私は今では魔王様のしもべよ」

勇者「・・・ゴフッ」



97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:49:04.07 ID:1nfYLGrj0
盗賊「くそ!勇者がやられた!」

幼馴染「でもこの傷ならなんとかなります!私にまかせて!」

勇者「どうして・・・父さん・・・」

勇者父「私は蘇ったのだよ 今はもう勇者父ではない」

タカシ「くそっ!勇者はやらせはしねぇ!」

勇者父「ふっ 勇者にも大事な友達ができたのだな 私はそれを嬉しく思うよ」ザシュッ


タカシ「ぐわああああああああ」

盗賊「くそう余計な負傷者がでた」



99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:51:02.67 ID:tUJUE9tHO
余計な負傷者て



98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:49:59.51 ID:4lhBrur60
盗賊の復讐とはなんだったのか



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:52:07.59 ID:1nfYLGrj0
勇者父「どうした勇者よ 友が傷つき 倒れても まだお前の心は覚醒しないか」

幼馴染「やめてください!勇者のお父さんならなぜこのようなことを!」

勇者父「失望させるなよわが息子よ!魔王の傀儡となってこの世に息を吹き返したこの恥ずべき父をとめてみせよ!」

勇者父「そして戦いの中で真の力を開放させよ!!」バシュウウウウ

勇者「父さん・・・わかった!今心で理解できたよ父さんの強い意志が!」

勇者父「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

勇者「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

勇者父「初代勇者の正義の斬撃ィイイイイイイイイイイイイ」

勇者「受け継がれる遺志を胸に抱いて 今放つ 必殺の斬撃ィイイイイイイイイ」



102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:53:45.85 ID:1nfYLGrj0
勇者父「それでこそわが息子よ・・・」

勇者「父さん!」

勇者父「ふふ・・・今のお前なら理解できるだろう 勇者の心得その2」

勇者「今なら分かるよ父さん」

勇者父「仲間を大事にしろよ 仲間が居れば勇者は勝てる あの魔王にもな」ボシュウウ

勇者「父さん・・・」

盗賊「勇者・・・」ポンッ

盗賊「いこうぜ、ラスボスは目の前だ」



104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:57:01.69 ID:1nfYLGrj0
魔王「ついにきたか・・・勇者の子とその仲間たちよ」

勇者「ああ やっと辿り着いた にくき魔王の眼前へと!」

盗賊「復讐はタカシがかわりに果たしてくれたからもうようはないと思ったけど最後までつきあうぜ」

幼馴染「あたしも勇者のことが好きだから今まで付き合ってきたの 貴方を殺したら告白するわ」

タカシ「俺は外の世界が見たくてついてきたがこれといっていい思い出はなかったきもするけど感性が悪いんだろうな」

魔王「ククク・・・どいつもこいつもいい顔しよってからに」


魔王「かかってこい!私が世界の王 魔王だ!」



105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:57:57.06 ID:1nfYLGrj0
盗賊「指の間にナイフを挟んで投げ込む!」

魔王「ふんっ後ろだ」ガスッ

盗賊「ぐあっ!」



107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:59:07.34 ID:1nfYLGrj0
タカシ「前に踏み込んでこぶしをつきだす!」

魔王「ふんっ本当の打撃とはこういうものだ」ドゴォ

タカシ「おぶっ」ガランゴロンガランゴロン ポテッ



108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 07:59:55.02 ID:1nfYLGrj0
幼馴染「二人とも大丈夫!今助けるから!」

魔王「後衛を潰すのはセオリー」ドゴォ

幼馴染「ごふぅ!」ゲロゲロゲロ



110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:01:04.30 ID:1nfYLGrj0
魔王「残るは貴様だけだ」

勇者「くそっ・・・なんてことだ いったいなにがおきたんだ」

勇者(消えたとおもったらふと現れる まるで空間をジャンプしているような)

魔王「考えている暇などないぞ勇者よ!」ガンッ

勇者「ぐああああああああ」ゴロゴロゴロ



113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:02:22.45 ID:1nfYLGrj0
魔王「ふんっ 四天王を倒したぐらいでいいきになりおって この私に万が一でも勝てると思ったのか」

魔王「私は空間を飛び交う能力を持ち 肉体言語に長けた魔王ぞ 何が貴様らのようなひよっこに負けるというのか」

タカシ「笑わせるなよ」ガシッ

魔王「貴様!まだいきていたのか!」

タカシ「お前はもうにがさねぇ・・・絶対にだ」



114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:04:22.09 ID:1nfYLGrj0
魔王「ええい離せ!このっ!」ザシュッザシュッ

タカシ「うっ、ゴフッ・・・ウブッ」グチャッ

幼馴染「大丈夫よタカシ・・・貴方はしなない・・・あたしが守る」ポワワーン

魔王「くそっ殴っても蹴ってもさしてもすぐに回復してゆく!」

タカシ「うぎっ!あがっ・・・おごっ」ビチャビチャ

盗賊「いいぜタカシ・・・そのままにしてろ・・死ねェ魔王!」ヒュンッ

スカカンッ

魔王「ぐおお・・・わしの背中に果物ナイフがぁ」



115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:06:56.51 ID:1nfYLGrj0
勇者「よくも俺の大切な仲間に ひでぇことしてくれたなぁオイ!!」バシュウウウウウウウ

魔王「な、なんだこの光は・・・」

幼馴染「これはまるで・・・」

盗賊「天使のおでましか・・・」

勇者母「聞こえますか勇者よ」

勇者「この声は・・・母さん・・・?」

勇者母「こうして言葉をかわすのは初めてでしたね 私は貴方をうんですぐ死んでしまいましたのでしょうがないのですけれども」

勇者「本当に母さんなのか・・・俺でもそんなのきにしてないよ・・・本当さ」

勇者父「わが息子よ私の声がきこえるか・・・」

勇者「この声は・・・父さん?」

勇者父「色々迷惑をかけてすまなかったな・・・復讐のためだけに生きたこの18年間つらかったであろう」

勇者「別にそんな苦でもなかったよ父さん」ホロリ



116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:08:40.42 ID:1nfYLGrj0
勇者父「私達はいつまでもみまもっているよ だから安心しなさい お前ならできる」

勇者母「魔王ぐらいなんです 私の子ならやっちゃってみせなさい」

勇者「うおおおおおおおおおおおお」ボシュウウウウウ

魔王「生体エネルギーがどんどん上昇していくだとォ!?」

幼馴染「頑張って勇者!」

盗賊「いけ!勇者!」


タカシ「勇者アアアアアアアアアア 俺の身体がそろそろもたないいいいいいい」



118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:11:11.94 ID:1nfYLGrj0
魔王「こうなったら今全力をもってして あいつのいきをとめるほかない!」

勇者「うおおおおおおおおおおおおお」

魔王「うおおおおおおおおおおおおお」

魔王「今虚無の空間を開いて奴を飲み込まん!いでよヴォイド・ゾーン!」

勇者「親子の愛情と傷つき倒れ行く仲間の信念を胸に色々補正が働いた最強の一撃ィイイイイ」



120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:13:30.77 ID:1nfYLGrj0
魔王「ば、ばかな・・・この私がやられるというのか・・・このような小僧に・・・!!」

勇者「ふっ 俺一人じゃかてなかっただろうな 皆がいてくれたから勝てたんだ これがお前との違いだ」

魔王「ふっ・・・だが後悔するがいい これが終わりの始まりだということを」

魔王「ククク・・・母の声が聞こえる 全てを飲み込む母の声が」サラサラ


盗賊「終わったのか・・・」

タカシ「俺たち本当に魔王を倒したのか・・・」

幼馴染「終わったのよ!」

勇者「ああ、やったんだ!俺たちは魔王を倒したんだ!」



121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:15:25.64 ID:1nfYLGrj0
近隣諸国の王様達「魔王を倒した勇者に盛大な拍手を!」

ワーキャー


勇者「これで全部終わったんだな・・・」

盗賊「長いようで短いたびだった」

タカシ「俺はお前らについていってよかったと思える」

幼馴染「ふふふ 終わりじゃないの これから はじまるのよ」チュッ

勇者「・・・えっ」

幼馴染「///」

盗賊「ヒューヒュー」

タカシ「えっ幼馴染って勇者のことすきだったの」



122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:16:45.15 ID:4dF766O5O
タカシ……



124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:17:25.95 ID:/bZcFM9o0
唯一の名前持ちなのに、扱いが酷い



123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:16:54.92 ID:1nfYLGrj0
こうして勇者の長いたびは終わり
世界に幸せが訪れた





・・・はずでした

勇者の子「オギャーオギャー」

幼馴染「大丈夫よ貴方は私が守るわ」



125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:20:54.82 ID:1nfYLGrj0
勇者「まさかあの魔王が 虚無の世界からの尖兵だったとはな」

全てを食らい尽くす魔人「奴は虚無の魔人の中でも最弱」

全てを誘惑する女帝「ヴォイド族の恥さらしよ」

全てを打ち砕く巨人「残念だったな勇者よ 貴様の実力はあちらで確かめさせてもらっていたが」

全てを無に返す魔術師「どうあがいても我々には勝てまい」

勇者「ククク・・・」

全てを食らい尽くす魔人「何がおかしい!」

勇者「私が死んでも」



勇者「息子がいるぞおおおおおおおおおおお」





おわり



127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 08:22:47.86 ID:/eHgWMgIO

いい終わりだ



142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 09:52:15.45 ID:0lRPffVO0

シンプルクエストだな。