1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 03:57:26.69 ID:aQsThELd0
一人の女の子がいた。性格は明るく、小学校ではたくさんの友達に囲まれていた。また、女の子は大のおじいちゃん子で、おじいちゃんも女の子の事を本当に可愛がった。しかし、おじいちゃんは今は入院しており、余命は長くなかった。

医師がもう残りわずかの命である事を伝え、女の子は両親に連れられ病院に行った。病室で女の子の両親はおじいちゃんと話した後、医師の説明を受けに病室を出て行った。病室には女の子とおじいちゃんの二人。女の子はおじいちゃんに、学校の事や最近楽しかった事などいろいろな事を話した。

しかし、途中で女の子は泣きながら

「おじいちゃんいなくなるの?」

と聞いた。するとおじいちゃんは

「おじいちゃんが死んだら、お父さんとお母さんと一緒にかなしんでくれるかい?」

と言った。女の子は

「うん......でも死んじゃいやだよ」

とつぶやいた。

その後、女の子は家に帰ることになり、その次の日おじいちゃんは帰らぬ人となった。女の子はその日、わんわん泣いた......。

一か月後、ある記事が新聞の隅に載った。
一部抜粋すると

「一家心中、動機は全くの不明。女の子の名前は斉藤加奈ちゃん」



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:01:19.04 ID:r8XSpzmk0
「おじいちゃんが死んだら、お父さんとお母さんと一緒に加奈死んでくれるかい?」



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:01:32.34 ID:aQsThELd0
ある家族が妻の実家に遊びに行くために田舎までのバスに乗っていた。
山のふもとあたりまできたときに、子供が「おなかへった」とだだをこね始めたので、しょうがなく途中のバス停で降りて近くの定食屋で食事をすることにした。

食事が終わり定食屋に設置されているテレビをふと見ると、さっきまで家族が乗っていたバスが落石事故で乗員全員死亡というニュースが流れていた。
そのニュースを見た妻は、「あのバスを降りなければよかった…」と呟いた。
それを聞いた夫は、「何を馬鹿なことを言っているんだ!」と怒鳴ったが、
すぐに「あぁ、なるほど。確かに降りなければよかった…」と妻の意図に気づく。



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:04:36.57 ID:VAYkEVSa0
そのままのっていれば・・・


バスはジコをおこさなかったのに



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:08:14.18 ID:aQsThELd0
俺が小学生の頃の話。

俺が住んでいた町に廃墟があった。
2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。
ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、
地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかったらしい。

ある日、俺は友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。
まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。
そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。
友人と近づいて確認してみると、扉の前に「わたしは このさきの へやに いるよ」と書いてあった。
俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。
歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に「わたしは ひだり に いるよ」と書いてあった。
少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。
すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に「あたまは ひだり からだは みぎ」と書いてあった。
友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。
でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。
部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に「わたしの からだは このしたにいるよ」と書いてあった。
下を見ると、「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」。
俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。

それからはもう、その場所には近づいていない。



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:14:36.75 ID:A96sCaba0
>>14
最後のは文字を読んだわけじゃなく、
実際に声を聞いた



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:15:53.71 ID:rXs6XEku0
>>24
ああ!こわ!



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:18:05.26 ID:V6UWFLsq0
>>24
ぞわっときた
きえええええええええ



25:神様になりたい神  ◆uitUt8nt8ttN :2012/02/05(日) 04:15:06.22 ID:grm9qHx40
>>14
はっきり言ってこれが一番怖い



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:20:35.75 ID:aQsThELd0
少女のところにお星さまが降り立ちました。
「なんでも一つ願いをかなえてあげよう」
お星さまはいいました。
少女は泣いていました。
「家族を消してちょうだい!あんな家族、まっぴらよ!」
次の日、少女が目を覚まして一階へおりると、いつものようにおかあさんと
おとうさんとおにいちゃんがいました。
少女は後悔しました。
その夜、再びお星さまは少女の目の前にあらわれました。
「気に入ってもらえたかな」
少女はいいました。
「昨日のおねがいをとりけしてちょうだい」
お星さまはいいました。
「一度かなえたおねがいはとりけせないよ」
少女は泣きました。



37: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/02/05(日) 04:24:15.63 ID:VAYkEVSa0
>>32
家の人たちは本当の家族ではなかったのね
本当の家族は何処かで消えた



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:26:51.40 ID:aQsThELd0
美術の教師をしていた姉がアトリエ用に2DKのボロアパートを借りた。
その部屋で暮らしているわけではなく、絵を描くためだけに借りたアパート。
せっかく借りてるのに住まないなんてもったいない!
そう思った私は姉に頼み込んでその部屋で一人暮らしをさせてもらうことにした。
一人暮らし初日。わくわくしながらアトリエに帰宅。
くれぐれも戸締りに気をつけるようにと言われていたため帰ってすぐに玄関に鍵とチェーンをかけた。
その後夕飯を作ったり本を読んだりして楽しく一人の時間は過ぎていく。
気付くともう夜も更けていたため、もう一度戸締りをチェック、ガスの元栓も締め眠りについた。

しばらくして、多分夜中の2~3時だったと思う。玄関がガチャっと開いた。
どうやら姉が絵を描きに来たらしい。
こんな時間に頑張るなあと、ウトウトしながら思っていると、私が寝ている隣の部屋に入っていった。
隣の部屋は画材やらキャンバスやら置いてある部屋。
そこで、姉はブツブツ言ったりクスクス笑ったりしてる。
うーん、やっぱり芸術家と怪しい人って紙一重だよなぁ、と、酷い事wを思いながらいつの間にか寝てしまった。

朝、目が覚めると姉はもう帰ったようで居なかった。
姉の絵に対する情熱は尊敬に値するよなぁ、と思いつつ出掛ける準備をして家を出る。
玄関の鍵を閉めた時に、突然恐怖に襲われた。

それ以来、私がそのアトリエに足を踏み入れることはなかった。



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:30:22.36 ID:+f0RKaP6O
>>40
チェーン



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:35:26.93 ID:aQsThELd0
友達と二人で話してたら、
久しぶりに心霊写真を撮ってみたいと誰かが言い出したので、
近くの山道に惨殺事件があってからも
未だに取り壊されず残されてた民家があるので夜中に行ってみた。
玄関から居間、風呂場とトイレ、キッチンに父親の書斎、階段から二階へ行き、
子供部屋からベランダを通り親の寝室、階段を降りて一階へ。
最後に家をバックに一人ずつ。片っ端から写真撮って帰った。

んで今日。出来上がった写真を見て俺達は驚いた。

何も写ってないのだ。
もちろん俺達は普通に写ってる。霊的な物が何も写ってなかったのだ。
「・・おかしくね?」
「もう成仏しちゃったとか、じゃねぇかな?」
「やっぱそうなのかな。じゃあ、あそこ行ってももう心霊写真撮れないって事か。無駄だったなぁ」
「そうでもないよ。行く途中に結構周りから孤立してる民家、一軒あるから。次はそこ行こうぜ」
「おぉ!マジで?そこも廃墟?」
「んな訳ねぇじゃん。普通に人住んでたよ。今日の夜行こうぜ」
「おっけ、分かった。今の内に適当に準備しとくわ」
楽しみだ。かなり久しぶりだから何かワクワクする



59: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/02/05(日) 04:40:55.03 ID:VAYkEVSa0
>>52
ここでは惨殺事件が起きた家・・・何故詳しく知っているの?
次のスポット・・・人が住んでいる(孤立している)何故そこがスポット?


さいごに

何の準備をする気なのだろうか



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:45:31.38 ID:aQsThELd0
小学生の頃、5人ぐらいで構成されたいじめのグループがあり、そのターゲットになってるA君がいた。
勉強もスポーツもダメでいつもヘラヘラしているから、いじめられやすかったのだと思う。
性格もおとなしく、いじめられても反撃せずに「やめてよぅ、くちゃーに」と言うだけだった。
この「くちゃーに」ってのは彼の口癖のようで、いじめられる時はいつも決まり言葉のように言っていた。

ある日気の毒に思ったので、彼にどうしてやり返さないのか聞いてみた。
彼はヘラヘラ笑いながら「平気だよ、だって…」と言うだけだったが、その目は笑っていないように思えた。
何しろ人の目を見て鳥肌が立ったのは、後にも先にもその時だけだったから。
翌年彼は転校し、みんな彼のことは忘れていった。

それから20年ほど経ち、同窓会でほどよくアルコールが回ってきた頃「そういえば」と友人が話し始めた。
どうもA君をいじめていたグループが全員亡くなったらしい、しかも全員自殺…と。
その友人も詳しくは知らないが、いじめグループは中学に入った頃から精神的におかしくなり始め、
強制入院させられたが、半年以内に院内で自ら命を絶ったらしい。
そんなことがあったのか、なんか怖いなと思ったとき彼の口癖を思い出した。

くちゃーに…

くちゃーに…



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:50:58.10 ID:A96sCaba0
くちゃーに
くちゃあに
くちあに



70: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/02/05(日) 04:51:09.46 ID:r8XSpzmk0
口兄



76:うんたん 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/02/05(日) 04:53:52.09 ID:VAYkEVSa0
>>70
理解した



72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:51:35.64 ID:aQsThELd0
外で散歩をしていたら、「キャー!」という女性の悲鳴が聞こえた。
私は驚いて行ってみると道路で女性が、縦2m・横2m・暑さ50cm程の鉄板らしき物の前に座りこんでいた。
その女性に話を聞こうとしたが、ビックリしたのか話せない。
すぐに作業服を着た人が来て訳を話してくれた、どうやらビルの上で工事をしている時に落としてしまったという。
幸い怪我人は出なく、女性は驚いて腰が抜けてしまっただけらしい。
それにしても赤いタイルの上に真っ黒の鉄板とは不気味である。

散歩も飽きて夕陽が暮れ前に、もう一度その場所に寄ってみた。
その鉄板らしき物はまだ残っていた。とても重いので処理ができてないのだろう。
危ないからか、近づけないように警備員のような人がいた。
先ほどの女性もいた。声をかけてみた。
「先ほどは驚かれたことでしょうね」
女性は
「驚きました。悲鳴を聞いたときはビックリしました」
と返してくれた。



84:うんたん 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/02/05(日) 04:56:02.95 ID:VAYkEVSa0
>>72
赤いタイル?



88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:58:09.19 ID:veXFggLU0
>>72
おいおい…最初の悲鳴は誰の悲鳴だよ



90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 04:58:58.14 ID:MfJKqQdb0
今日メールが4通来た。

1通目は俺の母親からで、姉が子供を産んだそうだ。
「明日病院に見に行く」と返信した。

2通目は父親からで、今週の日曜は帰って来るのか聞いてきた。
「仕事が忙しくて無理っぽい」と、返信した。

3通目は女友達?からだ、電話に出ないから心配していた。
「熱が出てフラフラ、お腹空いたけど動けない・・・」と、返信してみた。

すると4通目が来た。
仕事が終わったら、お見舞いにケーキを買って来てくれるそうだ。

それなら掃除は明日一緒にやろう、忙しくなりそうだし、赤ちゃんを見に行けそうにないな。 1111



372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:33:55.10 ID:HG+CdN0L0
>>90
1通目は「俺」の母親から。

2通目は父親からとだけしか書いてないので、被害者の父親。

3通目は女友達?からと書いているのは、「俺」が送り主を女友達と推測したから。

4通目も女友達?から。
掃除は明日一緒にやろう→死体の処理は2人まとめてやろう



377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:37:19.07 ID:F+gif7lx0
>>372
なるほど



91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:01:18.65 ID:T6pIjdQq0
最近、近所で連続殺人事件が起きている。
被害者は全て同じ小学校の子供。
その犯行はとても残虐で、死体は見るに耐えないカタチになっているという。

事件現場に供えられた沢山の花。しかしその中にクローバーが大量に供えてある。
他の現場でも必ずクローバーが大量に供えられている。
どうやら、あるお婆さんが供えているらしい。
歳は80といったところだろうか。
とても温厚そうなお婆さん。涙は見せず、優しい笑顔で花を供え、手を合せて帰っていく。
お孫さんなのだろうか。知り合いの子供さんなのだろうか。
私も花を供えにと思い現場へ向かうと、ちょうどそのお婆さんと会った。
お婆さんはいつものようにクローバーを供えている。
「何故クローバーを供えているんですか?」
「クローバーって、四葉とかあったりして幸せな花じゃない?
 向こうでも幸せにしてほしいって意味を込めてるのよ。」
そう答えるお婆さんは、とても優しい目をしていたが、時折切ない表情も垣間見えた。
「実はね、私の孫も亡くなってしまったのよ。別の事件なんだけど、学校の事故で。
詳しい事はまだわかっていないらしいんだけどね。
この殺人事件で亡くなった子達、孫ととても仲良くしてくれてたらしいのよ。
だからこうして、全員にクローバーを供えているの。」

涙しながらそう話すと、お婆さんはその場を去っていった。

こんな優しいお婆さんもいるんだなという思いにふけりながら帰宅した。



223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:10:41.23 ID:V+f5e1tz0
>>91は実は孫はいじめられていて
それを苦に死んだもしくは殺された
それで孫を殺した同級生を皆殺しにしたんだよね?



477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 09:19:08.38 ID:k/aO4FeW0
>>91
クローバーの花言葉は「復讐」



92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:01:18.97 ID:aQsThELd0
ひき逃げにあって入院してたんだけど、やっと退院できた
仲の良かった友達が家に遊びに来た。

「病院にお見舞いにいけなくてごめんな」

「気にしないでよ」

「犯人の顔見たのか?」

「いや~、いきなりだったから覚えてないんだ」

「そうか」

「お前も気をつけろよ」

「あぁ、じゃあそろそろ帰るわ。今度はちゃんとお見舞いに行くからな」

「ありがとう」



105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:09:49.76 ID:sGXtV+0y0
>>92
今度のお見舞いの機会ががあることを知っている
=友達が犯人か



97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:03:14.32 ID:u4EBd/U10
私の父が施設にいたころ、父が散歩にでも出てそのまま連絡が取れなくなっても困るので携帯電話をもたせていた。
父はボケていた。
父に携帯を買い与え、アドレスを交換したころは
「これでいつでもお前と連絡が取れるなあ」なんて言っていたが、

どんどんボケが進行する父には結局メールはおろか電話さえも使うことができなかったのだ。
ところがある日私の携帯に父からメールが来た。

件名はない、本文にただ

「いわいわいわいわいわいわいわいわいわいわいわいわいわいわいわいわいわいわ」と打たれている。

はぁ?と思った。
意味がわからない。

と言ってもボケた父のことだ、意味などないのだろう。
そう思っているとまた父からメールが来た。

今度も件名はない。

本文に「いらいらいらいらいらいらいらいらいらいらいらいらいらいらいらいらいら」と打たれている。

何のことやら。
結局ボケた父が訳も分からず携帯を操作しているうちに私にメールを送信してしまったのだろうと思って放っておいたのだが、まさかこれが父からの最後のメールになるとは・・・

その日父は施設で大暴れをし、階段から転落して亡くなったそうだ。
もしや二件目のメールの「いらいら」とは何かいらいらすることでもあって私に伝えたかったのだろうか?
あの時、私がしっかりとメールを返していれば、父も暴れたりすることはなかったのかもしれない。



380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:39:48.02 ID:KTFB+NAQ0
>>97の解説まだー?



383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:41:05.27 ID:haSpANrJO
>>380
平仮名入力で110と119



104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:09:32.01 ID:aQsThELd0
「ねぇお父さん、明日晴れるよね?」
「え?どうしてだい?」
「だってお父さんとわたしで、てるてる坊主二つだよ」
「あぁそうか。うん、晴れるだろうね。結果はわからないけどきっと晴れるよ」



107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:10:12.20 ID:V+f5e1tz0
首吊り



118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:17:32.50 ID:aQsThELd0
サイレンやら何やらで外が騒がしいので、様子を伺いに出てみた。
すると下の階で警察が現場検証?らしき事をしていた。
「何かあったんですか?」と尋ねると「4階で飛び降り自殺があったんだよ。」
うわぁ、と思って思わず下を除いてみると、確かに下では誰かを搬送しているようだった。
「危ないから覗かないでね。」と言われ、俺だってあんまり長居したくないし、早々に自分の部屋へ引き上げた。
しばらくして、どうなったかな?と気になって外に出てみると、
まだ警察の現場検証が終わってなかった。
現場検証ってやる事いっぱいあって忙しいんだなーと思って
「お疲れ様です、現場検証って時間かかるんですねー。」
と警察に話しかけた。すると、警察は「いや、ちょっと不審な点が多くて時間がかかってる。」と言った。
なんかあるんですか?と尋ねると、飛び降りたのは20代女性。
4階から飛び降りて即死だったらしいんだが、どうも飛び降りる以前に打撲の痕がある。
それに加え、階段に謎の血痕があり、結局それは彼女のものだったという。
いじめを苦にした自殺だろうなと思っていたが、風の噂でこんな事を聞いた。
恋愛と仕事の失敗で落ち込んでたらしい。



447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:33:00.92 ID:kw9XhdXJO
>>118ってどういうこと?



451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:35:35.52 ID:F+gif7lx0
>>447
一回飛び降りただけじゃ死ねなかったから
血だらけの体引きずって
もう一回飛び降りるためにビルを上ったってこと



456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:38:33.78 ID:++YCTJsn0
>>451
なんという強靭な精神力



119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:19:01.00 ID:u4EBd/U10
一組の夫婦が、出産のために病院へ行った。
病院に着くと、医者は、陣痛の一部を父親に振りわける機械を発明したと言った。

その機械を使ってみないかと持ちかけられた夫婦は、二人そろってぜひ使ってみたいと答えた。

医者はまず最初に、つまみを10%に合わせた。

たとえ10%でも、父親にとってはこれまで経験したことがないほどの痛みになるという。
ところが、出産が進んでも、夫はなにも感じないので、もう一段階あげて欲しいと医者にお願いした。

医者は、それではと、20%に合わせた。
医者は、夫の血圧と脈拍を調べたうえで、相変わらず元気ピンピンであることに驚いた。

50%まであげても、依然ピンピンである。
これは明らかに妻の助けとなっているいうことで、夫は痛みをすべて自分に分け与えるよう、医者に頼んだ。

妻はほとんど痛みもなく、健康な赤ちゃんを産んだ。
夫婦は本当にワクワクした。何もかもがうまくいったかのように思えた。

ところが、夫婦が家に帰ると・・・。
ポーチで郵便配達人が苦悶の表情のまま死んでいた。



122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:20:11.60 ID:+ChTXYQ30
>>119
不倫って事かwww



123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:22:09.15 ID:sGXtV+0y0
>>119
これいつも不思議だけど
出産の痛みで死なないよな



126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:23:38.91 ID:+ChTXYQ30
>>123
男が出産すると痛みで死ぬって言われてる。
実際産んだ奴いないのにな



120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:19:44.32 ID:aQsThELd0
大学で日本の風俗を研究している私は、休みを利用して、東北の海沿いの道路を歩いていた。
道路から階段が伸びていて、下には岩場がある。ふと下りてみたそこには1人の少女がいた。
少女は岩場を、何かを探すように歩いていた。
「何か探しているのですか」私は声を掛けた。
「貝を」少女は言った。「幸せの丸い貝を探しています」
貝とはまた奇妙だ。
それは希少で高級な貝なのかと問えば違うという。
食用かと問えば、食べる人もいるが、と言う。となると、恐らく貝殻が必要なのだろう。
「祭で必要なのです」と少女は言う。「幸せの丸い貝が無いと、祭が台無しになってしまう」
その話に興味を持った私は祭のことを少女に問うたが、少女はよくわからないという。
親類が詳しいというので、頼み込んで家まで案内してもらった。
少女の家はまさに祭りの前日といった様子で、着くなりたくさんのご馳走で歓迎された。
酒が入っていたからだろう。ろくに質問もせぬうちに私は眠ってしまった。
目を覚ますと、もう祭りは始まっていた。少女はいない。私は一番近くにいた人に話し掛ける。
「幸せの丸い貝は見つかったのですか」
「ああ、もうここにあるよ」
やがて祭りは佳境に入り、私は幸せの丸い貝がどんなものなのか理解した。
ああ、それにしても奇妙な風習じゃないか。



178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:43:57.56 ID:+ChTXYQ30
>>120
貝ってなんだったんだ?



181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:46:02.32 ID:HIfrx1020
>>178

非常につまらない



186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:47:36.99 ID:b46v59QO0
>>181
少女の下半身の方の貝だと思った俺は
汚れてるんですね



190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:48:30.85 ID:RZRapJJb0
>>186
あなたは汚れています
しかし私もよごれています



125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:22:55.04 ID:aQsThELd0
老人『本当にこれで若返れるのか?』
男『えぇ。我社の開発したこの機械はあなたの細胞から全盛期だった若い体を生成し、あなたの今の記憶を入れることで記憶はそのままに体だけは若返ることができます。』
老人『そうか…。お願いするよ』
そして老人はベッドに寝かせられシートが被せられた。
それから数時間。
老人(遅いなぁ…いつになったら始まるんだ?)
男『お待たせしました』
若い男『ありがとうございます。 こんなに上手くいくとは…ところでこの古い体はどうするんですか?』
男『こちらで処分いたしますよ。 またのご利用お待ちしております。』
そう言うと男はベッドを焼却施設まで運んで行った。
老人(おぉ。 前の誰かは若返りに成功したようだな。 それにしてもやっと俺の順番か…)
若い男『ありがとうございます』



127:うんたん 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/02/05(日) 05:23:59.24 ID:VAYkEVSa0
>>125
精神は・・・?



128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:24:26.53 ID:u4EBd/U10
俺が行ってた高校の部室棟に「ヤリ部屋」って呼ばれてる空き部屋があってしょっちゅう誰かがヤリまくってた。
後輩つれこんだりするやつもけっこういたしみんなやりたい放題だった。

バスケ部のマネージャーなんか数人に回されてたりしてた。
「やめて!いや!」とかいう声がよくもれ聞こえてきた。

他にも長身で切れ長の涼しい目もとのあの子とか、小柄でぽっちゃりでタレ目の可愛いあの子とか、しまいにゃあドジっ子メガネっ子の生真面目な生徒会のあの子までもが・・。
荒れてた・・・誰も止められなかった・・・ていうかヤルほうにまわらなきゃ損、・・・って感じ?

去年共学になって女子も入学してきたらしいけど少しは良くなってるんだろうか。



129: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 :2012/02/05(日) 05:25:16.93 ID:RZRapJJb0
>>128
アー!!



133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:26:52.84 ID:aQsThELd0
ある冬山で遭難したグループが2週間ぶりに保護された。
大学生サークルの5人で登山し、天候の悪化により遭難。
地元レスキュー隊によって4人が保護された。
残りの1人について警察が事情聴取をしたところ

「途中からいなくなった。」と三人は一貫し。
もう1人はは雪山の恐怖からか精神が不安定で
「ベタベタベタベタ…」と
訳の分からない言葉を連呼する。

もう1人の遭難者の捜索を急がなければならない。



141: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】 :2012/02/05(日) 05:28:45.99 ID:RZRapJJb0
>>133
食べた食べた



136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:27:55.64 ID:u4EBd/U10
ある日、平穏な家庭に赤ちゃんが一人産まれました。
その赤ちゃんは驚いたことに、産まれたばかりですぐに言葉を発したのです。

第一声は、 「おじいちゃん」でした。おじいちゃんはひどく喜び、涙を流したそうです。
ところが次の日、おじいちゃんは死んでしまいました。

赤ちゃんはまた、言葉を発しました。 「おかあさん」と。
そして次の日には、おかあさんが息を引き取りました。

おとうさんは震え上がりました。どうすればいいんだろう・・悩みに悩みました。
一時は子供を殺す事まで考えましたが、さすがにそれは出来ませんでした。

そして、ついに赤ちゃんは言いました。「おとうさん」と。
お父さんは半狂乱になりました。

次の日、隣のおじさんが死にました。



140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:28:45.38 ID:sGXtV+0y0
>>136
不倫系多いなwww



146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:33:11.04 ID:u4EBd/U10
ある時、父さんが家にロボットを連れてきた。
そのロボットは特別で、ウソをついた人の顔をひっぱたくって言う物騒な代物らしい。
そんなある日…。
僕は学校から帰宅するのがかなり遅くなってしまった。
すると父がこう尋ねてきた。
「どうしてこんなに遅くなったんだ?」
僕は答えた。
「今日は学校で補習授業があったんだよ」
すると驚いたことに、ロボットが急に飛び上がり、僕の顔をひっぱたいた。
父は言った。
「いいか、このロボットはウソを感知して、ウソついた者の顔をひっぱたくのさ。さあ、正直に言いなさい」
そして父がもう一度聞いてきた。
「どうして遅くなったんだ?」
僕は本当のことを言うことにした。
「映画を見に行ってたんだ」
父はさらに聞いてきた。
「なんの映画なんだ?」
「十戒だよ」
これに反応して、ロボットがまた僕の顔をひっぱたいた。
「ごめんなさい…父さん。実を言うと『Sexクイーン』ってのを見てたんだ」
「何て低俗な映画を見てるんだ、恥を知れ!いいか、父さんがお前くらいの頃は、そんな映画を見たり態度が悪かったことなんて無かったんだぞ」
するとロボットはきつい一発を父に食らわせた。
それを聞いていた母が、キッチンから顔を覗かせるとこう言った。
「さすが親子ね、あなたの子だけあるわ」
母も顔をひっぱたかれた。



148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:34:22.45 ID:+ChTXYQ30
>>146
不倫www



150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:34:25.67 ID:shmDXWIT0
ブラックジョーク多いな



151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:35:13.89 ID:sGXtV+0y0
高層マンションに住んでいる男性の話。

彼は14階に住んでいるためエレベーターは必須。
夜中に帰宅した時、エレベーターに乗り14階のボタンを押しました。
ドアが閉まり動き出したところ、8階のボタンのランプが点灯しました。

『あぁ、誰か乗ってくるのか・・』
そう思った直後、慌てて2階3階4階5階とボタンを連打。
3階で止まってくれたので開きかけのドアをこじ開ける
勢いで外へ飛び出しました。

そのまま階段を駆け降り、朝までコンビニで立ち読みしていたそうです。



157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:38:20.87 ID:+ChTXYQ30
>>151
怖い所がわからん・・・



162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:39:55.50 ID:6kqOvDqv0
>>157
階数ボタンが光るという事は内側から押したって事だよ
最近のは外から押しても光るやつもあるらしいがな



183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:46:14.38 ID:F+gif7lx0
>>162
そういうことか
てっきり夜中にエレベーターで8階から下に降りるんじゃなく
最上階に向かうやつに乗ってくるやつがいるのは
おかしいっていうことだとおもってた



154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:37:21.85 ID:u4EBd/U10
AVレンタルしようとAVコーナーに入って物色してたら、小さな4歳ぐらいの男の子が一人で入ってきた。
どうやらお母さんを探してるらしく、何度も「お母さ~ん、どこ~?」と言っていた。

『いやいや、お母さんはここのコーナーにはいないだろw』と思っていた俺は、子供に気にせず物色再開。
何分かしてもまだその子の気配はあったので、いい加減に教育にも良くないだろと思い、退出させようとその子の方を見たら、なんと!人妻コーナーのあるDVDを手にとって見ていた。

『おいおい、裏パッケージ思いっきり見てるし・・・大丈夫かよあの子。』
あまりにも堂々としていたので、躊躇してしまった俺。

そして、裏パッケージを見ていたその子が、聞こえるか聞こえないかぐらいの声でボソッと一言つぶやいた。

「お母さん、みっけ。」



170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:42:02.51 ID:aQsThELd0
いつものように

俺はコンビニで買ったおにぎりを持って

一人屋上へ向かった。




その日は珍しく一人先客がいた。

色の白い可愛い女の子だった。

その子と目が合った。




俺は初めて人がこいに落ちた音を聞いた。



172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:42:36.24 ID:RZRapJJb0
>>170
故意に落ちたってことでいいのかな?



195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:51:18.29 ID:4ilojff5O
>>170
故意じゃない音は聞いたことあるのか…



197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:52:39.71 ID:aQsThELd0
何を食べるの?と聞くとその子はいつも数字で答える。
興味が沸いた私はその子を引き取った。
肉を食わせると『18』、野菜は『24』と答えた。意味がわからなかった私はその子を家に帰した。
後日その家を尋ねると、その子が出てきたので何を食べたの?と聞くと『64』と答えた



206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:56:11.74 ID:V6UWFLsq0
>>197
え、葉っぱ食ったの?



209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:57:02.28 ID:5TOB9o/DO
>>197
ダディ…



210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:58:41.93 ID:HIfrx1020
>>209
あ!パパか!
何で葉っぱ食ってんだと思った



198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:52:51.91 ID:3DxylezX0
近所の花屋の近くの交差点は
「魔の交差点」と呼ばれていて
毎年死人が出ている
それだけならただの事故の多い交差点だが
不思議なことにその交差点では毎年、
「同じ日」の「同じ時間」に人が死んでいる

そして不幸なことにそのことを知らずに町にきた俺の彼女が
去年そこで事故にあって死んでしまった・・
俺は悔しくて悔しくてたまらなくて
なんとしても交差点の謎を突き止めてやろうと
意を決して今年のその日、その時間にこの交差点にやってきた
本当に幽霊かなにかの仕業だとしても
そいつをこらしめてやるとさえ思っていた
もし死んだとしても彼女に会えるなら本望だ

俺は交差点を隅々まで調べたが
これといったものは見つからず、俺の身に何か起こることもなかった
一つおかしなことがあるといえば
俺がこうして交差点をウロウロしていても誰も気にもとめず、
警官さえも素通りしていくことか・・・

「やはりただの偶然なのか・・・」
あきらめて帰ろうとしたとき
一台の青いトラックが俺めがけてつっこんできた
そのとき、ようやく俺は気づいた
俺は間一髪でトラックを回避した
そのあとしばらく悔しくて悔しくて
その場所で泣いて立っていた



208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:56:34.42 ID:F+gif7lx0
>>198
自分はすでに幽霊になってて
事故の原因は自分だったってこと?



211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:59:43.39 ID:WDt0ciClO
>>198
わからん
花屋が近くにある事も関係してんのかな…
青いトラックてなんだろう



221: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2012/02/05(日) 06:07:09.19 ID:BNehjvKx0
>>211
花屋お供えの為に花買って欲しくて・・・



495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 10:49:17.17 ID:Q7geb3p/0
>>198だけがふに落ちないなー
俺が幽霊でも花屋が犯人でもすごい不完全燃焼感



496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 10:51:02.11 ID:mlPeJiZn0
>>495
トラックの方が事故ったんじゃね



497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 10:55:15.84 ID:Q7geb3p/0
>>496
あー、俺は幽霊で毎年謎を解きに現れては
事故を引き起こしてるってことかー
「去年」彼女が死んだってのは、
男の時間がそこで止まってるってことね。



199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:53:48.44 ID:u4EBd/U10
30代男性が意識不明の重態

そう聞いて仲間と救急車を飛ばしてやってきたのは閑静な住宅街だった。

「ああ、やっと来てくれたんですね!」

玄関から勢いよく出てきたのは、20代半ばくらいの化粧の濃い女性だ。

「私が帰ってきたら主人が倒れてて・・・」

「救命処置などは行いましたか?」

「はい、元ナースでしたので、一通りのことはしたんですが、意識が戻らなくて・・・」

「とりあえず、ご主人を運びましょう」

家の居間のソファーには男性が横たわっていた。

私は男性の顔を見ると思わず

「キレイな顔をされていますね」

と言ってしまった。

「え?」

女性は呆気に取られていたが、徐々に女性の顔が青ざめていくのが分かった。



240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:17:57.04 ID:5TOB9o/DO
>>199
これの意味がわからない



242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:19:16.16 ID:3DxylezX0
>>240
化粧と人工呼吸



205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 05:56:06.26 ID:aQsThELd0
友達から怖い話を聞いた夜。
私は怖くなって、全部の部屋の電気を点けてお風呂に入っていた。
そろそろ出ようとバスタオルを手にしたとき、自室から物音がした。
恐る恐る電気をつけたが、何もいなかった。…なあんだ、気のせいか。



212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:01:24.64 ID:u4EBd/U10
長年連れ添ってきた彼女と、ついに結婚することになった。
彼女は嫉妬心が強い子で、他の女の子と話をするだけですぐに不機嫌になるんだ。
でも、本人は浮気をまったくしないし、俺だけを愛してるって何度も言ってくれた。
だから俺は、彼女と結婚することに決めたんだ。
挙式を終えて、一戸建てを買って二人の新婚生活が始まった。
妻は毎朝俺を玄関から見送って、夜はかならず料理を作って待っていてくれる。
俺は本当に幸せだった。
そして数年後、妻が初めての子供を孕る。
医者によると女の子だそうだ。
俺は初めてのことで、それこそ大喜びした。
妻も笑顔で自分のお腹をなでて喜んでいた。
やがてお腹もぽっこり出てくるようになり、俺は妻の腹に耳を当てて、もうすぐ生まれてくる我が子の様子が気になって仕方がなくなるようになった。
朝起きたとき、夜帰ったとき、俺は毎日のように妻のお腹から我が子を可愛がった。
ある日、病院から仕事先に一通の電話が鳴った。妻が流産したのだ。
俺は上司に無理を言って、急いで妻が担ぎこまれた病院に向かった。
そこで俺は、産婦人科の担当医から、流産の事実を聞かされた。
嘘ではなかった。
俺は病室で寝ている妻のところへ向かった。
妻は疲れたような、悲しいような目で窓の外を眺めていた。
俺は「残念だったな・・・」と呟いた。
「・・・そうだね」と妻も呟いた。
その後に、振り絞るような声で、こう続けた。
「でもあたし、また子供つくるよ。
死んじゃったあの子の分も生きられるような、元気な男の子をね・・・」



216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:03:42.32 ID:F+gif7lx0
>>212
自分の娘に嫉妬しちゃったか



213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:02:26.60 ID:aQsThELd0
ある男の所に、見知らぬ紳士が箱を持ってやってきた。その箱にはボタンが付いていて、
それ以外には何も仕掛けらしきものは見あたらなかった。その紳士は穏やかな口調で
男に言った。
「あなたがこのボタンを押すと、どこか遠い場所で、あなたの知らない人が死にます。
そのかわり、このボタンを押して頂けましたら、あなたに100万ドルを現金で差し上げましょう。」
そう言うと、紳士はボストンバックを開き、中に詰め込まれた札束を見せた。
男が躊躇うと、紳士は3日後に箱を取りに来るから、それまでに決心して欲しいと言って
去っていった。
男は悩んだが、誰も知らない人間なのだからと、最後の日にボタンを押した。翌日、
紳士が現れ、男に礼を言って100万ドルと引き替えに箱を回収した。紳士が会釈して
去ろうとしたとき、男は紳士に尋ねた。
「本当に人が死んだのか?」
すると紳士は答えた。
「はい。確かに昨晩、遠い場所で、あなたの知らない人が死にました」
男は良心が痛んだが、目の前の札束を見て自分を納得させた。
「もう一つ教えてくれ」
「はい、何でございますか?」
「その箱はどうするんだ?」
すると紳士は微笑んで言った。
「どこか遠い場所の、あなたの知らない人に届けます」



450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:34:31.22 ID:nWp+VAdX0
>>213
これ映画の「運命のボタン」の話じゃん



217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:04:33.60 ID:haSpANrJO
>>213
このコピペ良く見るし割と好きなんだけど
最後の台詞は「あなたを知らない人に届けます」の方が良いと思うんだ



220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:06:53.83 ID:aQsThELd0
「もうすぐご出棺なんだからじっとしてなさい!」

おじいちゃんのお葬式が退屈だったから、同い年ぐらいの親戚の子たちとかくれんぼしてたらお母さんにひどく怒られた。

親戚の子と言っても大勢いて何回か会った子もいたけど全然知らない子もいた。
他の子も怒られてる。

みんなでしゅんとしてたらバスがやってきた。

「うちは兄弟だけで10人もいる大家族だからね。バスで火葬場までいくんだよ」

ってお母さんは言う。
また怒られるといやだから素直にバスに乗った。

一人だけバスに乗らないおばさんがいる。
なんかあわてたように誰かの名前呼びながらそこら中走り回ってた。
でもバスは出発しちゃった。

お葬式っていっつもこんななのかなぁ?
僕らにはじっとしてろと言うくせに大人は大騒ぎするから嫌いだ。

なんでお葬式にでただけなのにお巡りさんにいろいろ聞かれるんだろう。
火葬になったおじいちゃんの遺骨が2人分あったとか、そんなことボクに言われても分けわかんないよ。



222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:07:27.65 ID:u4EBd/U10
ニューヨークの地下鉄を私はよく利用する。
毎朝通勤の度に地下鉄構内で何やらぶつぶつ言ってる一人のホームレスの男がいた。
男の近くの壁に寄り掛かり内容を盗み聞きした。
目の前をおばさんが通る。すると男は
「豚」
と呟いた。
私は思った。なんだただの悪口か、動物に例えているだけか…。
次に普通のビジネスマンが通る。すると男は
「人」
あぁ、まさに普遍的人間って感じの人だな…。
別の日、暇潰しにまた盗み聞きしてみる。
男の目の前をやつれた男が通る。すると男は
「牛」
と呟いた。
牛?どちらかと言うと痩せた鳥だが…?
次に典型的な肥満の男が通る、すると男は
「野菜」
と呟いた。
野菜?豚の間違いだろ?
私は家に帰り考えた。
もしや、次に生まれ変わる生き物、すなわち転生を言い当てるのか!?
その後、何度もホームレスを観察しているうちに疑問も確信に変わった。
ある日思い切ってホームレスに疑問をぶつけ、能力を身につける方法を教えてくれと懇願した。
ホームレスは淀んだ目で私を見つめた後、私の頭に手をかざした。
次の日からホームレスはいなくなった。仙人だったのだろうか?はたまた神か?私は能力を身につけた。
それは期待するものとは違っていた。
ただ単に、その人が直前に食べたものだった。
私はあまりのくだらなさに笑ってしまった。



226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:13:31.35 ID:sGXtV+0y0
>>222
人を食ったような話だな



229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:14:37.23 ID:b46v59QO0
>>226
誰が美味いことを言えと



254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:26:17.39 ID:BY1w8C3aO
ある所に男がいた。
彼は霊感が強く、所謂「見える」人だった。

ある日彼は3ヶ月ほど留守にしていた家に帰ってきた。
リビングに入った途端、信じられないほどの喉の渇きを覚え、
冷蔵庫の中にあったパック入り牛乳を一気に飲み干した。

最後の一滴を飲み込んだ後、彼は恐怖し、絶望した。



256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:27:28.82 ID:F+gif7lx0
>>254
もうヨーグルトになってんじゃね



258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:28:24.46 ID:BY1w8C3aO
8月10日
昼のニュースでやってたんだけど、最近話題の連続殺人犯は女なんだってさ
非処女でも殺人犯でも良いから彼女が欲しいです……。

8月11日
今日は朝から体調が悪い。せっかく高校野球見てたのに全く集中できなかった
トイレ済ませたあとに立ち上がって見てみたら血尿だった
こりゃ病院行かないとダメかもね

8月12日
友達とプールに行ってきた。かわいいJKがたくさんいて興奮した
だけどヘタレな俺は話しかけれませんでした……。



260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:29:06.86 ID:BY1w8C3aO
8月13日
まだ体調は良くならない。だけどそろそろ動かないとな。性欲を持て余しちゃう
出会い系サイトで誰かにコンタクトをとってみよう

8月14日
昨日から連絡を取り合ってる女の子と良い感じ。向こうもすごく積極的だし!
うおおおお!明日10時に待ち合わせしませんかだって!?神様ありがとう!

8月15日
くそがああああああああ!いねえじゃねえか
甲子園見るの我慢して待ち合わせ場所に向かったのに。確実にヤレると思ってただけにもう我慢できない

8月16日
昨日は結局6回も賢者になっちまった。オナ禁してたのになあ
やっぱり彼女はサクラだったのかあ。待ち合わせ場所には夜景を眺めてるカップルしかいなかったし、今朝メールしても返事がないし
そういえばまた連続殺人があったみたい、一気に5人だってさ。
犯人は美人かどうなのか凄く気になります!



299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:53:31.32 ID:F+gif7lx0
>>260
これはどういうことですか?



316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:03:17.24 ID:NiVN2vY00
>>299
奇数日が女、偶数日が男か、



320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:06:53.82 ID:F+gif7lx0
>>316
んーやっぱそういうことか
性欲もてあますってとこがいまいちどういう意味なのか



329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:10:20.24 ID:AI9zKz120
>>320
殺人衝動とかそういう意味じゃないのかな?



324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:09:01.35 ID:wuzuPKqC0
>>316
男と女分けてみてもイマイチ意味がわからん…



331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:10:45.18 ID:3DxylezX0
>>324
午前と午後を指定してなかったから
待ち合わせが失敗したんだよ



332: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/02/05(日) 07:13:11.14 ID:NJTltF9k0
>>324
甲子園を我慢して待ち合わせ
待ち合わせ場所には「夜景」を眺めているカップル



336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:15:33.45 ID:5TOB9o/DO
>>332
やっと何で待ち合わせ失敗したかがわかった



259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:29:05.26 ID:u4EBd/U10
質屋が質流れ品をショーウィンドウに飾り付けた。
トランペット、サックス、トロンボーン、チューバとならべ、最後にショットガンを何挺か飾った。

「おかしな取り合わせだな」と知り合いが言った。

「こんなんで売れるのか?」

「売れるとも」と質屋が言った。

「まず誰かが、トランペットとサックスを買っていく。それから二日ぐらいすると、その隣近所のやつがショットガンを買いに来るんだ。」



261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:30:11.04 ID:BY1w8C3aO
これは数百年後の未来のお話。

今から10年前にタイムマシンが完成し、それからの研究によって
タイムマシンで行ける過去と現在は同じ時間軸上にあることが判明していた。
つまり、過去へ干渉することは現在への干渉も意味するのだ。
  ・
  ・
国連大学の研究部に勤務している男は古環境のデータ収集で
第四紀更新世へ調査へ出かけることとなった。

調査地へ赴いた男は早速調査を始めたが、途中で雪崩に遭い
食料と調査機材をすべてなくしてしまった。
男は食料だけでも雪から掘り起こそうともしたが、
まる2日探しても見つけることはできなかった。
しかし、帰りのタイムゲートは3日後まで開かない。
これまでは雪解け水でなんとかしのいできたが、
このままではもう長くは持たないだろう。

何か食料を見つけなければ。
そうしてうろうろ歩き回っているうちに、一匹のウサギの死骸をみつけた。
助かった!男は無我夢中でウサギにかぶりつきあっという間に平らげた。
生命の危機が去り冷静になった男は、そこでふとある規則を思い出した。
「いかなる理由があっても未来へ干渉を及ぼす生物への接触、殺生は禁ずる」
だがあのウサギはすでに死んでいた。未来への干渉にはならないだろう…
そう自分に言い聞かせ、男は雪穴を掘ってじっとしていた。

しかし、しばらくして男は気づいた。自分の体が消えかけているのを。
彼はそのときやっと悟ったのだ。



323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:08:32.56 ID:AME7Bset0
>>261
これがよくわからん



327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:10:09.28 ID:MqMAY7CA0
>>261は同じように飢えた動物が兎を食べて
それが周りめぐって人間に関係したんじゃないの



262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:30:36.51 ID:BY1w8C3aO
俺は難しいと有名な迷路に入った。
どうせうわさだけだろうと思いながらその迷路に入った。

だが入ってみると意外に難しく迷ってしまった。
そこで俺は思い出した。

「壁に手をあてて行けばゴール出来る」

思わず大きな声を出してしまった。
その瞬間笑われたような気がしたが、これを思い出した喜びで気にせずに進んだ。



301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:54:16.75 ID:lrS7xujM0
>>262
わからんな



308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:56:59.00 ID:u4EBd/U10
>>301
途中で手をあてて進んでも出られない



309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:58:22.94 ID:MqMAY7CA0
>>308
なんで



314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:02:09.11 ID:haSpANrJO
>>309
入り口から壁に手をついてるならともかく
途中からだと孤立してる島に手をついてしまう可能性がある



318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:03:53.11 ID:AME7Bset0
>>314
あ、確かに



321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:07:05.70 ID:MqMAY7CA0
>>314
なーるほど



266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:32:30.00 ID:BY1w8C3aO
運送会社の配達員をしていた頃の話。
いつも通り昼間の配達にまわっていた。

それは繁華街の路地裏にある、築うん十年も経ってるであろう古くて人気もない雑居ビルに行った時のこと。

真夏だったし割と上階へ登らなければいけなかった為、つい怠けてエレベーターを使おうとした。
ボタンを押すと、すぐ扉は開いた。

すると、突然女性が酷い顔をして「うわあああ」狂った様に叫びながら飛び出してきて、思わず後退りした。
その女性はそのまま繁華街へと走って消えた。

何だろう、ヤクザに酷い事でもされたか?ラリってるのか?
こんな湿っぽい雰囲気のビルだ、中で何がやってるかわからない…。

恐る恐るエレベーター内を覗いて確認するが何も無い。
階段から人が降りてくる気配も無い。

不気味だな、さっさと荷物置いて出よう。
そう思いながらエレベーターに乗った。



269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:34:01.38 ID:RZRapJJb0
>>266
どういうこと?



272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:36:47.16 ID:HIfrx1020
>>269
壊れてて中から開かなかったんじゃね



282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:41:25.62 ID:BY1w8C3aO
僕の家族は両親と弟2人の5人家族です。
両親は僕達の為に毎日寝る間も惜しんで仕事をしてくれています。

ある日、両親が仕事帰りに殺されました。
場所は違うけど撲殺という同じ殺され方です。

母の死体の横には僕達の晩ご飯が転がっていました。
帰ってそれを食べようとしたけど、あまりの悲しさに僕だけは食べれませんでした。

次の日、弟2人が泡を噴いて死んでいました。

なぜ僕の家族が殺されるのか考えてもわからない…。
わかるのは、犯人が大家だということだ。

僕も見つかり次第、殺されるのはあたりまえだ。



286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:43:30.13 ID:u4EBd/U10
>>282
ゴキブリか



283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:41:34.74 ID:kOJBqPhd0
・12/16
ペンは持ってみたものの書くことが無い。
妹との思い出を書こうとしても、なかなか手が動かない。
本当に俺って妹がいないと何もできないんだな。
妹に会いたい。
・12/17
今日は友達に合コンに誘われた。
なんでもクリスマスに合コンをやるらしい。
妹に言ったら怒るだろうか?
・12/18
ふと俺を叱る妹の顔が頭に浮かんだ。
「もう、お兄ちゃんったら!しっかりしてよね!」
ってまた言って欲しい。
絶対に言ってくれないけど。



284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:42:03.85 ID:kOJBqPhd0
・12/20
妹に去年のクリスマスにあげたプレゼント。今は俺が大事に使ってます。
そういえば今年は妹にプレゼント買わないからお金が結構あまってるな。
はぁ…妹に会いたい。
・12/21
妹に会いたい。正月には帰って来ないらしいから会うのは3ヶ月以上先か。
お金たまったしアメリカ行きてぇなぁ。
・12/22
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。



285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:42:18.08 ID:kOJBqPhd0
・12/23
妹から電話が来た!!! 送り主不明の人からクリスマスプレゼントが届いたって驚いてた(笑)
サプライズとかお兄ちゃんさすが。
・12/24
決めた!おにいちゃん妹のところに行きます!俺、妹がいないと無理だ。
ということでこれが最後の日記です。それでは!

・12/25
メリークリスマス!妹から電話が来た。
クリスマスパーティをやったんだそうだ。そして妹は急遽、日本に帰宅するらしい。
あやうく俺がアメリカに行くところだった。
妹はお年玉がそんなに欲しいのか?(笑)それとも俺に会いたくなったか?
かわいいやつだ。お年玉たくさん用意して待ってるからな。
・12/27
…信じられないことがおきた。日本に向かう飛行機が墜落したそうだ。
死体が握り締めていた俺からのプレゼントの財布の中身で身元が判明したらしい。
二日おきに書いてきた日記も今日で最後にする。
ページはまだ残っているから悲しみから立ち直ることができたら、
来年の12月に妹との想い出でもつづろうと思います。



287: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2012/02/05(日) 06:47:30.34 ID:BNehjvKx0
>>285
わからん



291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:49:20.67 ID:kOJBqPhd0
>>287
日記は二日おきに書いてた



297: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/02/05(日) 06:53:18.75 ID:NJTltF9k0
>>287
先に奇数の日だけ読んで、
次に偶数の日の日記を読んでみてみ



303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 06:54:33.26 ID:wuzuPKqC0
>>285
ヒント見ながらでわかった

後追いかよ…



333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:14:33.82 ID:u4EBd/U10
ある産婦人科で赤ん坊が生まれた。
その夜看護婦が赤ん坊の様子を見てみると、なんと赤ん坊は死んでいた。

病院は事実を隠蔽するため、すぐに身寄りのない赤ん坊を身代わりに用意した。
出産のとき母親は意識がなく、自分が産んだ赤ん坊をまだ見てはいない。

そして見た目が瓜二つな赤ん坊を選んだため、見破られることはないはずだった。
次の日、母親は赤ん坊と対面するなり鬼の様な形相で叫んだ。

「こいつは私の赤ちゃんじゃない!!」



334:ミギー ◆ZF0L6wrB/Q :2012/02/05(日) 07:15:11.42 ID:Zo9tix/t0
>>333
母親が自ら自分の赤ちゃんを殺したから?



346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:22:44.43 ID:u4EBd/U10
夏休みって事で彼と遊園地のお化け屋敷に入った。
とにかく私は怖がりで、中が真っ暗なだけでもうガクブル。

彼の腕を肘ごと抱え込んで、目もつぶって俯きながら歩いた。
彼に胸が肘に当って気持ちいいwとか言われたけど、恐くて怒る気にもなれなかった。

彼は「こんなん作りもんじゃんw」って言うんだけど、私はもうキャーキャー叫びまくり。
目をつぶってて何も見えないから彼がたまに「うわっw」とか言うだけでビクビクしてしまった。

最後の方なんて「もう少しだから頑張れw」なんて彼に背中をさすられながら半泣きで、何とか出口まで歩いた。
外に出て彼の腕を放すと、くっきりと私の手形が付いててどんだけだよ自分wとあまりのへたれっぷりに笑ってしまった。



347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:24:04.56 ID:3DxylezX0
>>346
お化けがセクハラとは



351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:25:31.83 ID:F+gif7lx0
おばけも控えめだな
お尻触ったらいいのに



355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:28:30.99 ID:sGXtV+0y0
ある中学校に仲良し五人組の女生徒がいた。
五人は休み時間も、お昼休みも、帰宅後もいつも一緒に遊んでいた。
皆で友情を誓い合ったりもした。
しかし、いつもリーダーシップを取っている生徒が、自己中だとか自分勝手だと
他の四人に陰口を叩かれるようになった。
しだいにそれはエスカレートしていき、彼女を自殺に追い込んだ。
四人もそんなことになるとは思っておらず、動揺しだした。
暗い気持ちになったのか一人の生徒が、今度の休みに四人でどこか静かな所でも
行こうよ、と言い出した。誰も反対はしなかった。
四人は山に出かけた。周囲には人が全くいない、壮大な景色だけが広がっていた。
四人は来る途中のコンビニで買ったインスタントカメラで、写真を思い出として残した。
数日後、一人の生徒が現像した写真を持ってやってきた。
よく取れている写真に四人はわきあいあいと盛り上がっていた。
一人の生徒が「この写真よく撮れてるね」と一枚の写真を手に取った。
そこには山の景色をバックに四人が楽しそうに笑っている写真があった。



364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:31:55.95 ID:u4EBd/U10
>>355
誰が写真撮ったのか
自殺した女の子が写ったのか



388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:43:18.86 ID:u4EBd/U10
1904年8月

私は自宅で不審な日記を見つけた。

我が家は、6年前結婚してすぐに妻と選んで購入した中古住宅だ。
妻と二人の娘は一昨年の船旅中の事故により他界。
二人の愛娘は後日別々の場所に打ち上げられたが、結局は還ってこなかった。

先日、改築のため大工を呼ぶと、妻の部屋の天井裏から日記が出てきたと手渡された。
その日記は間違いなく妻の字で書かれていた。

日記の内容はこうだ。

----
7/15:今日から私と貴方の生活が始まりますね
(私と妻の結婚記念日だ)

9/21:貴方のために今の私が作られました。

12/9:それでも私は貴方を放さない。

2/23:もうすぐです。

2/29:理解して頂けましたか?
----

私は恐怖のあまり、遠い街へと引っ越した。



394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:55:34.60 ID:61RwfOO50
>>388
解説頼む



395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:56:47.73 ID:u4EBd/U10
>>394
ヒント
閏年



397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 07:58:40.88 ID:RZRapJJb0
>>394
日記上に記載された閏年がある年は1904年のみ。



406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:04:08.58 ID:RZRapJJb0
妻と結婚して一緒に住んでた期間に閏年があったのは1904年だけ
妻は1902年に死んでるから、閏年のあった1904年の日記はかけない



412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:06:26.67 ID:61RwfOO50
>>406
なるほど
ありがと



404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:03:26.06 ID:u4EBd/U10
俺この間、終電逃したから仕方なくファミレス行って本読んでたんだ。
そしたら貧乏ゆすりが目に入ったんだよね。
最初は気にしないで本読んでたんだけど、そういうのって一回目意識すると気になるじゃん。
そんで見てみたら、結構かわいいけど暗い感じの女が彼氏(多分)と二人で座ってた。
それが彼氏は笑顔で語りかけてんのに、彼女の反応がすごい薄いの。
彼氏が喋ったことに対して(聞こえないけど)「うん」とか「はい」くらいの反応しかしてない。
そのうち彼氏はつまんなそうにタバコ吸いだして、女は灰皿じっと見て貧乏ゆすりしてんの。
お前そんなに嫌なら帰れよっていうか別れろよwww
とか思いながら見てたら、貧乏ゆすりにリズムがあることに気づいた。
タタタ。タンタンタン。タタタ。タタタ。タンタンタン。タタタ。
うわ~リズム刻んじゃってるよ。
完全に心ここにあらずだよ。
そんなにつまんねえのかその彼氏は。
その女ずっと貧乏ゆすりしてたんだけど彼氏全く気づいてないの。
気づけよwwそんな鈍感だから嫌われるんだよwちゃんと揺れ動く乙女心を察してやれよww
そしたら彼氏がタバコ吸い終わって立ち上がって、女の手引っ張って帰っていった。
別れ話でもしてんのかなーって思ってたんだけどさ、一緒に帰るんだねー。
不思議だねー。あんなにつまんなそうなのに。
レジで会計してる時一瞬女ににらまれたから、俺は軽く会釈しておいた。
で、結局俺は始発まで一人でファミレスに居たんだけどさ、
内心嫌われてたとしても、やっぱり彼女居る奴のが俺より100倍マシだし勝ちだよな。
こんな見知らぬカップルを凝視してる奴はキモいよなって考えて軽く鬱。



410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:05:35.98 ID:8Ut6Jmqi0
>>404
誰か至急解説頼む



411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:06:08.69 ID:sGXtV+0y0
>>410
モールス信号



422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:10:59.01 ID:sGXtV+0y0
>>410
SOS SOS



419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:10:06.65 ID:u4EBd/U10
大学生になって念願の一人暮らしを始めた 立派ではないけど俺の城だ 自由って最高!
・・・だけどひとつだけ気になることがある 3ヶ月たつが隣の住人を見たこと無い。
たしか入居してるって不動産屋が言ってたけど・・・なんか気味が悪い・・・ 。
更に気味が悪いことに夜中になるとその部屋から女の押し殺したような笑い声が聞こえる。
毎日決まって3時ぐらい・・・ヤバイ女でも住んでんのかな?
ある日体調が悪く大学をサボっていたら不動産屋が新しい客を連れてきたのが窓から見えた。
そこで隣の入居者についてちょっと聞いてみた。
『ああ、隣は君と同じ歳の男の子だよ、同じ大学の子じゃなかったかな?多分今いるよ』
俺は思いきって挨拶しに行くことにした。
「こんにちはー、隣のものですけど・・・」
『はーい、なんですか?』 (お、いた!)出てきたのは普通の男だった。
「いやー、なんか越してきて一度も会ってなかったんで・・・なんか不動産屋から同じ大学とも聞いたんで・・・」
『ああ、君も○△大学なんだ、これから宜しく!俺いつも遅くまで居酒屋でバイトしてるからあまり家に居ないんだけどね』(なんだそういうことねw)
俺たちは他愛も無い話をした。
「そういやあ時々女の子の声するけど・・・」
『ああ、彼女同じバイトなんで一緒に仕事入った日は時々終わってからこっちに来てるんですよ』(マジかよ!?うらやましいなあ・・・)
「ふーん、そうなんだ、じゃあ彼女さんに宜しく」
『もし良かったら今度一緒に部屋で酒でも飲みましょう!そっちの彼女が来てる時に』(チクショー・・・俺彼女なんかイネーよ・・・)



426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:13:07.62 ID:gZDmm8Qb0
>>419
聞こえてるのは壁の中から…



431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:17:02.40 ID:wuzuPKqC0
脳死が確認され、
無数のチューブと人工呼吸器や点滴により生き続けた。

しかし死んでしまった。
「すみません。手を尽くしたのですが」
医者はとても悲しげな顔で告げる。
彼の亡き骸を抱いた時、とても軽く、苦しかったんだと思った。

「治療費は結構です」
決して裕福とは言えない私の状況を察し、
なんて優しい医者なのだろう。私はすぐに泣いた。
「遺体を見るのは辛いでしょう」
お医者さんがシーツを被せた。
「思い出は彼と共に焼いて忘れなさい」
この一言で私は立ち直れたのである。



434: 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2012/02/05(日) 08:19:19.44 ID:4zdiqKel0
>>431
臓器売買おいしいです(^q^)か



435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:19:25.77 ID:E4LR1I150
>>431
脳死は臓器移植できる+治療費払えない遺族



436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:20:23.73 ID:u4EBd/U10
俺が高校のときの話なんだが、って今も高校生なんだがある日、明日提出の課題を学校に忘れてきたことに気付いて、一階にある教室に取りに行ったんだ。
もうかなり遅い時間だったから先生もいなくて中に入れなかった。
テストの点が悪い俺は、課題を一つでも提出し損ねるとかなりまずかった。
だから、とにかく必死でどこか鍵を閉め忘れた窓がないか見てまわったんだ。
そしたら一階のトイレの窓が開いてたんだ。
そこから中に入って自分の教室まで行ったんだ。
俺はすごいビビリだったから、教室に行くまででもうすでにオドオドしてた。
忘れ物を取ったらすぐにドアに向かった。
怖さで焦りまくってた俺は引けば開くドアなのにずっと押し続けてた。
開かない!開かない!って焦り続けて5分後くらいにやっと気付いたけど、もう完全にパニックになってて、猛ダッシュで階段を降りて外に出たんだ。
そこからも全力疾走で家に帰った。
家に帰ると一目散に自分の部屋に入って布団をかぶった。
しばらくして落ち着いたら、一眠りしてしまった。
ふと目が覚めて、課題をやらないとと思ったけど腹が減っていたからとりあえず何か食おうと思って部屋を出るとちょうど父が帰ってきた。
そうすると母は慌てて玄関に行った。どうしたのかなと思っていると父が、
「○○(俺の名前)が帰ってこないって本当か!?」
なんて言い出した。
何を言ってるんだと思っていると母が、
「そうなの。学校に忘れ物を取りに行ったきり・・・」
何を言ってるんだ。
俺はここにいる。
両親に向かって

「ここにいるじゃないか!!」

といったが両親は何も言わなかった。

わけが分からなくなって部屋に戻って、学校に忘れ物を取りに行ったときのことを思い出している途中で俺は気付いてしまった。
もしかすると俺はもう・・・。



439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:25:14.28 ID:sGXtV+0y0
>>436
意味不明
なぜ階段降りてるのかもわからんし
どこで死んだかもわからんし



443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:28:25.72 ID:u4EBd/U10
>>439
あるはずの無い階段降りて
別世界行ったってことらしいよ



441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:28:10.53 ID:wuzuPKqC0
この前、友達がウェイターやってるレストランに、一人で晩飯食いに行ったんだ。
ウェイトレスに案内されてテーブル席に着くと、俺の前と、向かいの席にメニューを置いて行った。

何だ?と思っているうちに友達が水と紙おしぼりを持って来た。
そして「おい、珍しいな」なんてニヤつきながら、向かいの席にも水とおしぼりを置きやがる。

いい加減薄気味悪く感じながらも注文すると、
「で、お連れさんは何にする?」と聞くものだから、いや、一人だよと反論。
すると友達は怪訝な顔で「あれ、店に来た時、女連れじゃなかったか?」などと小声で言う。
曰く、「髪の長い、白いワンピースの女を連れて入ってくるのを見た」と。
「今はいないのでトイレにでも行ってるんだろうけど、てっきり彼女なんだろうと思った」、と。
もちろん俺に心当たりはないから否定したら、逆に向こうが気味悪いものを見るような目でこちらを見る始末。
とうとう何だか寒気がしてきた。

…と、不意に友達は吹き出すと、「いや、わりーわりー」と謝り始めた。
「今日は客も少なくて暇してるところにお前が来たもんだから。
 ほら、よくあんじゃん?誰もいないはずの席にコップを置く店員、て怪談。
 あれをやって、お前ビビらせて遊ぼうかと、水持って行く時に急に思いついてさ」
そして「本当スマン。こんな事して遊んでたのバレると店長にどやされるから、黙っといてくれよ」と、
食後のコーヒーをサービスしてくれた。

ちょっとムカついたが、真相がわかったので責めもしなかった。
ま、コーヒーが美味かったので許すが、心臓に悪いから次からは勘弁してくれ。



445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:32:37.30 ID:E4LR1I150
>>441
ウェイトレスか



460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:44:49.61 ID:u4EBd/U10
「出る」と評判の廃屋で、おれたちグループの中でもいちばん気が強く、心霊現象完全否定派である竹田が夜に一人で肝試しをすることになった。
他愛ない雑談から、いつのまにかそういう話になってしまったのだ。
「やめといた方がいいって」とおれたち四人は引き留めたが、竹田は鼻で笑い、
「じゃあ、必ず約束守れよ。おれが一人きりで朝まであそこで過ごせたら、おまえらはおれに二千円ずつ払う。もしおれが逃げ出したりズルをしたら、おれがおまえら全員に二千円ずつ払う。証拠のハンディカムはちゃんと回しとくから」
『……っと、位置はこのへんでいいか。映ってるよな?つーわけで、一人肝試しのはじまりはじまり。拍手~。ハァ、朝までヒマだねしかしこれ。
携帯もノートパソコンも駄目とは、自分で言いだしたもののチト厳しい縛りだったかな。まあいいや。
さて、と。このままボーッとしてるのもなんだからさ、ひとつおれが、そう霊なんか一切信じてないこのおれが、とっておきの「怖い話」をしてやるよ。
おまえらのこと。おまえたち「四人」の話。
……おまえたち、まだ気づいていないのか?
違うだろ、本当はとっくに気づいてて、なのに知らないふりをしてるだけなんだよな。
……なあ、正直に言うよ。
おれはいま、怖くてたまらない。
この廃屋がじゃない。
おまえたちが、だ。
おまえたちの視線が。
いま、こうして、おまえたち「四人」におれを見られていることが。
怖くて怖くて死にそうだ。ずっと前から。
…………
どうやら賭けはおれの負けだな。
ちゃんと払うよ、六千円は』
結局、竹田はおれたちに金を払うことはなかった。
ハンディカムの映像だけを残し、あの夜に廃屋から出たあと、突然失踪したから。行方はいまだに知れない。
いまでもたまに、おれたち四人は竹田の残した映像を見る。そのたびに不可解な気分にとらわれる。
いったい竹田は、おれたちの何がそんなに怖いのだろう。



463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:46:59.39 ID:8GqjC6Ee0
>>460
1人幽霊が混じってた



466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:48:29.72 ID:E4LR1I150
>>460
二千円ずつ全員に払って六千円ってことは
グループは竹田を除いて三人だが、
引き止めたのは四人居た、ってことか



468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 09:07:15.86 ID:u4EBd/U10
美紀は食卓の上の残り物を眺めながら、物憂げな表情を浮かべていた。
向かいの席には行儀の悪い弟が食卓に足を投げ出しテレビに目を向けている。
父と母のいる隣の部屋からは紅白歌合戦が聞こえてくる。
今年大流行したアイドルグループの出番のようだ。
弟の行儀の悪さは父親に似たのだろう。
隣の部屋は散らかり放題でグチャグチャ、床には空になった缶ビールが転がり、
耳まで真っ赤にした父親の少し薄くなった頭が視界の端に映る。
その向こうにコタツから頭だけ出して横になった母親が見える。
父親ばかりのせいではないがこの部屋の散らかりようは目に余る。
掃除する人間の身にもなってほしい。
今年になって家族の仲は一層険悪になっていた。
父親の派遣切り、母親のヒステリー、就職浪人の弟。
様々なことが重なり、ここ最近は喧嘩ばかりで家族の溝は深まるばかりだった。
弟と自分は何日も家に戻らないことが多くなり、家族とはすれ違い。
たまに顔を合わせてもそのたびに嫌味ばかり言い合うようになってしまった。
「来年もずっとこの状態は嫌だなぁ」
ふっとそんな考えがよぎる。
しかし、そんな事を考えたってどうしようもない。
これまで何度も同じようなことを考えたが、自分から動くことはできなかった。
誰かに助けを求めたいとも思ったが、誰が来ようとこの問題に踏み入ることもできないだろう。
紅白歌合戦が終わってゆく年くる年が始まった。
もうすぐ年明けだ。
今年中にはこのギスギスした関係をどうにかしようと思っていたが、もう手遅れだ。
大みそかのこの日、珍しく家族全員が揃っているというのに家族らしい会話も出来やしない。
「このまま家族がバラバラのまま年を越していいのかな?」
座布団の上にデンとのった母親のでかい尻を見ながら美紀はそう思うのだった。



471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 09:11:19.90 ID:k/aO4FeW0
>>468
バラバラ



449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:34:05.49 ID:u4EBd/U10
私は風呂でシャワーを浴びているときリビングの方から一つの悲鳴が聞こえた。
私はすぐに風呂から上がり、素っ裸でリビングに向かう。

するとそこには、覆面を被った男と体から血を流した父と母と妹の死体が床に横たわっていた。
覆面の男は私を見た途端、すぐさま窓から逃げ出し私は顔を真っ青に染めながらその場に座り込んだ。



455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:38:27.36 ID:sGXtV+0y0
>>449
やったのは私か



462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:46:09.03 ID:7n1m06E20
>>455
瞬く間に三人もの人間を切り伏せる手練れの強盗犯でさえ
一目でこれは敵わぬと悟らせる
恐ろしいまでに鍛え上げられた私の肉体
という話じゃなかったのか…



464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:47:55.81 ID:wuzuPKqC0
>>462
くそ、こんなものでw



467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 08:50:57.32 ID:sGXtV+0y0
>>462
クソワロタwww