転載元:http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1607135860/
1:2020/12/05(土) 11:37:40.36
【12月5日 AFP】ドイツ沖のバルト海(Baltic Sea)で先月、海底で70年以上にわたり眠っていたナチス・ドイツ(Nazi)の暗号機「エニグマ(Enigma)」が見つかった。発見したダイバーらは4日、この暗号機を修復作業のため博物館に引き渡した。

ダイバーらは、世界自然保護基金(WWF)からの依頼でドイツ北東部ゲルティング(Gelting)湾に潜り、廃棄された漁網を探していた際に暗号機を発見した。

ダイバーのフロリアン・フーバー(Florian Huber)さんはDPN通信に対し「仲間の一人が上がってきて、『古いタイプライターが入っている漁網がある』と言った」と説明。ダイバーらはすぐに歴史的遺物を発見したことに気づき、当局に知らせた。

https://www.afpbb.com/articles/-/3319728?cx_part=latest

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4:2020/12/05(土) 11:39:18.82
歴史を変えた暗号機だわスゲー



36:2020/12/05(土) 11:50:27.72
エニグマの映画は面白かったな



12:2020/12/05(土) 11:41:51.40
何でそんな所に



8:2020/12/05(土) 11:41:04.67
状況がやばくなったらこいつだけは絶対に最優先で捨てろと厳命されていたから
単体で投げ捨てられた奴だろうな。



32:2020/12/05(土) 11:48:54.30
エニグマ暗号機って解読法はポーランド電撃戦前にわかっててポーランドが連合国あつめて講義してるんだけどね
みんな運用を変更されないためにやった解読できない振りにだまされてるだけで



77:2020/12/05(土) 12:11:27.57
エニグマって乱数の生成器なのよ。
完全にランダムに生成された乱数を使って暗号化された文は解読不能。
ただ完全にランダムな乱数を作るのがすごく難しい。
戦後のソ連では女性タイピストに朝から晩までランダムにタイプライターを打鍵させて乱数表を作ったけど西側はタイピストの打ち癖を読み取り乱数を推測して暗号を解読してた。

大戦中にドイツが使ったエニグマは凄いみたいに思われてるけどアメリカの方が一枚も二枚も上手の暗号システムを構築してて大西洋を挟んでイギリスとアメリカ間で首脳が無線電話会議を行っていた。
暗号化には絶対に同じものの出来ない水銀灯のノイズを録音してレコード化しそれを2枚作って双方に配布して使っていた。
当然レコードは一回の使い捨てだ。
双方メンテナンス専門部隊が一個小隊づつ付きトラック数台分の機材を運用してた。



87:2020/12/05(土) 12:15:51.21
大戦後半には連合国にエニグマ暗号筒抜けになってたらしい



116:2020/12/05(土) 12:27:12.54
>>87
1930年ごろにポーランドが既に初期型を解読していたからな

ナチスも元々解析されるの前提で作ってるからパターンを増やすなどバージョンアップしたら
ポーランド単独では解析労力が足らずにイギリスなどに教えた



135:2020/12/05(土) 12:36:58.41
イギリスの天才数学者が解読したやつだな

暗号解読者って英語でコード・ブレイカーっていうんだよ
格好良いよね



159:2020/12/05(土) 12:49:15.59
>>135
エニグマ解読し、戦争の流れを変えた功績者で天才数学者でも、ゲイであるのがバレて有罪判決食らってた

当時は同性愛にメチャクチャ厳しかったから
結局、青酸カリを含ませたリンゴを食べてジサツするという悲惨な最期を遂げる

現在は名誉回復されてるが、イギリスにとっては惜しい人材だっただろうね



98:2020/12/05(土) 12:19:39.15
エニグマって元々は一般企業が商談電報の秘匿化をセールスポイントに開発したものだもんな。
それを軍用に改良して(ローターの数増やしたり配線パターンを変えるプラグコード追加したり)秘匿度を上げていった。
日本でも1990年前後まで同じ仕組みの機械を自衛隊では使ってた。



149:2020/12/05(土) 12:45:13.18
ヨーロッパ戦線の情報戦は映画にもなる熾烈を極めたものだけど太平洋戦線はサッパリだね



161:2020/12/05(土) 12:50:29.55
>>149
日本軍は解読されてるとも知らずに何でもかんでも暗号化してたんだよな



193:2020/12/05(土) 13:14:49.84
>>149
ハードウェア一辺倒の脳筋集団の海軍と違って、陸軍は通信傍受や暗号解読もひっくるめて
対中対米で大々的にやってたらしいが、この辺り今でも全容は判明していないね。みんな興味無いのかな



216:2020/12/05(土) 13:37:13.30
>>193
暗号はシステムだけでなく運用まで機密だったから米軍も日本から接収した情報を公開してないはず。
重要と判断したら情報やノウハウの存在すら隠匿してるだろ。
ヘタにシナロシアに渡って改善利用されたら軍事だけでなく平時の外交にも影響が出るからな。



199:2020/12/05(土) 13:24:32.13
★★『暗号を盗んだ男たち』(光人社NS文庫/檜山良昭)★★

■日清戦争の頃の暗号は、「単文字換字式」というもので、「イ」→「ヨ」、「ロ」→「マ」、「ハ」→「モ」という具合に変換する。
それをモールス信号で送った。

■日露戦争になると仮名3文字コード式暗号になった。例えば「師団」は「キトロ」、「攻撃」は「ネウシ」と対応して送る。

■第一次大戦になると複数の暗号表を使うようになる。
例えば「条約」という言葉は第一表では「PCKU」、第二表では「KSLB」として、統計による解読を防いだ。

■解読は統計的方法を行う。
例えば英語で最も使われる文字はE、次はTであり最も使われないのはZ。
日本語の場合では「イ」「ン」「ウ」がよく使用される。
ここから逆算する。

■また大使館やホテルに忍び込み敵の暗号表を撮影する、という手法もよく使われる。
取ったことがわかると暗号を変更されてしまうので分からないように行う。

■大戦中は日本陸軍はソ連の暗号解読に成功。
「スターリン全集」の文字を数字に置き換えたものだった。

■太平洋戦争中、日本陸軍が使ったのは乱数を使うもの。
例えば一次暗号表が「援護」→「354」として、その後に乱数表の数字「626」を足して「980」を送る。
受け取る側では乱数を引いて暗号表と照らし合わせる。

■この陸軍暗号は最後まで米軍は解けなかった。

■陸軍は終戦間際になると米国務省の暗号を解くのに成功した。
支那や露西亜のは簡単だったが英米のは難解だった。
連合軍の機密は大体支那から漏れた。



212:2020/12/05(土) 13:33:12.13
薩摩弁でそのまま喋ってたら、米軍諜報部が総力を挙げて解析しても「さっぱりわかんねぇ」と匙投げて
最後はそこの地方出身の日系人の活躍で解読出来た話はいつ頃映画化するんだろ。



236:2020/12/05(土) 13:59:31.17
エニグマ解読に成功した英国は「これはすごい暗号機だから大丈夫」と
戦後に植民地諸国などに使用を推奨したな。



255:2020/12/05(土) 14:46:37.15
>>236
現代で言えば、シナがファウェイの機器を普及させよーとしてるみたいなもんだ